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4WDハイブリッドカーのすべて!注目&おすすめ20車種を大公開

4wd ハイブリッド

パワフルな走破性は魅力だけど燃費の悪さが悩みの種となっていた4WD車。

人気のSUVにも多く、アウトドア好きな人や雪や雨の多い地域でも需要の高い仕様です。

だいたいの人が維持費はできるだけ抑えたいと考えているはずです。

そこで思い浮かぶのがハイブリッドカーの存在ではないでしょうか。

また、マツダ・CX-5などで一躍有名になったクリーンディーゼル車も維持費を抑える観点ではハイブリッド同様に魅力的といえます。

しかし実際に判断する際、どんな基準で検討し選べば良いのか…迷ってしまうものです。

さらに、もしかするとあなたが今考えている使い方では2WD車で十分かもしれません。

つまり、4WD車を求めるあなたにとって「本当にハイブリッドカーが必要なのか」や「具体的にどの車種が合っているのか」をしっかりと把握し、検討する必要があるのです。

そこでこの記事では、4WD仕様のハイブリッドカーを検討するのに必要な情報をまとめています。

この記事のポイント

まずはハイブリッド4WD車の特徴から解説していきます。

すぐに人気ランキングやおすすめの車種が知りたい人は上のリンクで気になるところから読み進めてもOKです。

4WD仕様のハイブリッドカーが持つ特徴

ハイブリッドカーのイメージ

ハイブリッドカーの4WD仕様車は後軸へ追加されたモーターの力で後輪を動かすパターンが多く、2WD仕様車と比べても力強い走りが可能です。

そもそもハイブリッドカーとは、エンジンとモーター、2つのパワーが組み合わされている(ハイブリッドされている)車のことをいいます。

このモーターの動力としてバッテリーを使っていて、回生エネルギーを用いてバッテリーを充電する仕組みです。

回生エネルギーの仕組みイメージ

この回生エネルギーが燃費向上につながるのは、従来なら捨ててしまっていた減速の際に生じるエネルギーを再利用したものだからです。

また通常のガソリン車と比べると、モーターの分だけパワフルな走行ができるというのが、4WDのハイブリッドカーの特徴です。

次章ではこれらの内容を踏まえた上で、具体的に4WDにどう活かされているのかを解説をしていきます。

モーターのアシストで力強い走りができる

ハイブリッドカーの4WD仕様車では、モーターを追加することでより緻密で力強い走行ができるようになっています。

まずはトヨタのエスティマで、ガソリン車の4WDとハイブリッドカーの4WDを比べてみましょう。

トヨタ エスティマハイブリッド

※スマホで以下の表が見づらい場合は画面を横にしてご覧ください

車種 エスティマ ハイブリッド エスティマ
エンジン排気量 2,362cc 2,362cc
エンジン出力 150馬力 170馬力
モーター出力 前輪:143馬力/後輪68馬力
システム総出力 190馬力 170馬力
カタログ燃費 18.0km/L(JC08モード) 11.2km/L(JC08モード)

ハイブリッド仕様のほうが20馬力パワフルなことがわかります。

モーターの出力とエンジンの出力が単純に合算できないのは、最大のパワーを発揮する回転数が違ったり、バッテリーの容量の問題からモーターの力をフル活用できていないから。

それでも「パワフルになうえに燃費まで向上している」という、ハイブリッドの有用性がよくわかる比較です。

また、前輪にかかる動力をドライブシャフトによって後輪へ分配する構造になっている前輪駆動ベースのガソリン車4WDは、あまり緻密な制御はできません。

一方、ハイブリッドの4WDではドライブシャフトは通っておらず、後輪側へ独立したモーターを追加し4輪を駆動させます。

前後で個別に最適なパワーを制御できるため、ハイブリッド車4WDは高い悪路走破性を確保しているのもポイントです。

悪路での走行が多いと燃費は悪くなる

ハイブリッドカーといえど悪路を走れば燃費は悪化します。

悪路ではタイヤの回転が路面にうまく伝達できず、前に進んでいてもいくつかのタイヤはスリップを繰り返している状態になってしまうことがよくあります。

タイヤがスリップすると動力の配分をやめてグリップを取り戻す制御を行う車もありますが、やはりロスは発生しています。

ハイブリッドカーの燃費で真価を発揮するのは、ストップ&ゴーの多い街乗り時です。

もし本格的な悪路走行や高速道路での長距離移動が多いなら、低燃費なガソリン車やディーゼル車を検討する価値があります。

※スマホで以下の表が見づらい場合は画面を横にしてご覧ください

車種
(メーカー)
エクストレイル
(日産)
CX-5
(マツダ)
ハリアー
(トヨタ)
グレード 20X 2列シート車 XD PROACTIVE PREMIUM
駆動 4WD 4WD 4WD
エンジン/排気量 ガソリン/1,997cc ディーゼルターボ/2,188cc ハイブリッド/2,493cc
出力(馬力)エンジン/モーター 147/― 190/― 152/前輪:143・後輪:68
システム総出力(馬力) 147 190 197
カタログ燃費(※) 15.6km/L 16.6km/L 21.4km/L

※JC08モード

とくに低速から力強くエンジン回転数を低く抑えられるディーゼル車は、高速道路などではかなり燃費が伸びます。

燃料となる軽油もレギュラーガソリンより20円近く安いので、乗り方次第ではハイブリッドよりもランニングコストが安く済むはずです。

またハイブリッドはどうしても車両本体の価格が高くなってしまうので、そのあたりのことも比較検討した上で選ぶと良いでしょう。

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そんなハイブリッドカーですが、実際にはどんな車種が売れているのかみていきましょう。

最新の人気ハイブリッドカーランキング

ランキング・順位のイメージ

日本自動車販売協会連合会が発表している販売台数ランキング(2019年1月~4月)を元に、ハイブリッドカーの人気車種ランキングを作成しました。

販売台数ランキングの上位はコンパクトカーとミニバンが大多数を占めています。

そしてほとんどのモデルで4WD仕様車が用意されている状況です。

車種名
(メーカー)
販売台数 4WD仕様の有無
1位ノート
(日産)
48,410 マル(対応中・使用可能をあらわす記号)
2位プリウス
(トヨタ)
47,179 マル(対応中・使用可能をあらわす記号)
3位アクア
(トヨタ)
43,788 バツ。(非対応・使用不可をあらわす記号)
4.
セレナ
(日産)
38,866 マル(対応中・使用可能をあらわす記号)
5.
シエンタ
(トヨタ)
35,365 マル(対応中・使用可能をあらわす記号)
6.
ヴォクシー
(トヨタ)
33,918 マル(対応中・使用可能をあらわす記号)
7.
カローラ
(トヨタ)
32,088 マル(対応中・使用可能をあらわす記号)
8.
ヴィッツ
(トヨタ)
31,463 マル(対応中・使用可能をあらわす記号)
9.
フリード
(ホンダ)
31,100 マル(対応中・使用可能をあらわす記号)
10.
フィット
(ホンダ)
29,887 マル(対応中・使用可能をあらわす記号)

※参照:日本自動車販売協会連合会の2019年1月~4月のデータを基に集計

アクア以外の人気車種にすべて4WDの設定が用意されています。

しかし意外なことに、トヨタ車で4WD仕様車があるハイブリッドカーはプリウスだけなのです。

これはプリウスだけが、トヨタハイブリッドシステム(THS-Ⅱ)の最新世代を搭載しているからです。

トヨタはもともと、2.4Lや2.5Lエンジンをベースにしたものは4WD仕様をラインナップしていました。

1.5Lや1.8Lエンジンを組み合わせたモデルに関しては、2WD仕様しか用意していなかったのです。

その一方で、ホンダや日産はハイブリッドの4WD車もラインナップすることで雪国での需要を取り込み、一定の販売台数を確保することに成功しています。

今後はトヨタも1.5Lや1.8Lのクラスに、4WD仕様のラインナップを揃えてくるでしょう。

こうしたハイブリッドカーカテゴリーの状況を踏まえつつ、次章からはさまざまなタイプ別のおすすめハイブリッド4WD車を紹介していきます。

それぞれ車種ごとに基本情報から燃費、特徴、ライバルに対する優位性などを説明していきます。

気になる項目があれば、そこまで飛んで読み進めてみてください。

それではみていきましょう。

街乗りに便利なコンパクトカー4WD仕様車【3選】

日産コンパクトカーイメージ

この章では街乗りがメインという人におすすめの「ハイブリッドの4WD仕様車を用意しているコンパクトカー」を紹介します。

登場するのは次の3車種です。

4WD仕様のおすすめハイブリッド・コンパクトカー【3選】

  1. ノート(日産)
  2. フィット(ホンダ)
  3. スイフト(スズキ)

単にハイブリッド・コンパクトカーというとトヨタ・アクアを思い浮かべる人も少なくないですが、じつはアクアには4WDの設定がありません。

Crossover(クロスオーバー)というグレードがあるものの2WDであるため、今回の3車種には入れていません。

それでは順におすすめの車種を解説していきます。

1.ノート(日産)

ノートe-POWER

ノートは上質なコンパクトカーが欲しいという人に最適な車です。

スペックなどは次のようになっています。

新車価格
(標準グレード)
2,237,760円~2,569,320円
中古車価格 78万円~177万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
4,100×1,695×1,525(mm)
定員 5人
燃費
(カタログ/実燃費)
28.8km/L / 22.71km/L
おすすめのグレード e-POWER MEDALIST FOUR

※中古車相場は2019年6月現在、グー・カーセンサーにて「修復歴無し」「4WD」の車両を調査した結果です
※実燃費はe燃費を参照(2019年6月現在)
※新車価格はハイブリッドの4WD仕様のもの
※カタログ燃費はJC08モード

ノート e-POWER最大の特徴は、e-Pedalと呼ばれる技術でアクセル操作だけで加減速ができることです。

強いエンジンブレーキをイメージしていただくと分かりやすいと思いますが、そのまま停止することもできます。

自然な減速ができる上にブレーキへ踏みかえる必要も無いので、慣れると最高に使いやすい機能です。

燃費もトップクラスの性能を持っており、とくに不満に感じることは無いでしょう。

ただ4WDのシステム自体は後輪に小さめのモーターを追加した簡易的なものなので、滑りやすい路面において油断は禁物です。

全体のパッケージングとしては、ライバルであるトヨタ アクアなどに比べると全長が少し長い分後席も余裕があります。

そのためファミリーカーとしても十分使える素質を持っています。

こういったスムーズな操作性とゆとりのある室内空間は、1クラス上の車としての存在が似合います。

そこでおすすめしたいのが、「e-POWER MEDALIST FOUR」というグレードです。

日産ノートe-powerメダリスト画像引用:日産「ノート(e-POWER)」

装備が充実し、加飾パネルなどにより上質な空間が演出されているので、セダンなどからのダウンサイジンでも納得できる仕立てとなっています。

コンパクトカーに上質さを求める人は、ぜひチェックしてみてください。

2.フィット(ホンダ)

ホンダ フィット ハイブリッド

フィットはとことん使えるコンパクトカーが欲しいという人におすすめです。

スペックなどは次のようになっています。

新車価格
(標準グレード)
1,894,320円~2,367,360円
中古車価格 55万円~232.8万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
4,045×1,695×1,550(mm)
定員 5人
燃費
(カタログ/実燃費)
28.6km/L / 20.81km/L
おすすめのグレード HYBRID ・L Honda SENSING

※中古車相場は2019年6月現在、グー・カーセンサーにて「修復歴無し」「4WD」の車両を調査した結果です
※実燃費はe燃費を参照(2019年6月現在)
※新車価格はハイブリッドの4WD仕様のもの
※カタログ燃費はJC08モード

フィットはホンダ独自のセンタータンクレイアウトを採用し、コンパクトカーとは思えない室内空間を実現しています。

室内の広さにおいてライバルであるトヨタ・ヴィッツなどとは一線を画し、ファーストカーとして使っても何ら不満は出ないでしょう。

加えてホンダのi-DCDハイブリッドは7速DCTを組み合わせた独自の機構で、スポーティーな走りを楽しめつつも良好な燃費を叩き出してくれます。

おすすめのグレードは先進安全装備であるホンダセンシングを装備した「HYBRID ・L Honda SENSING」です。

しっかりとした実用性がある上に走りまで楽しめる動力性能、そして先進安全装備まで付いて224万円という価格はお買い得といえるでしょう。

あらゆるシーンでとことん使って欲しい1台です。

3.スイフト(スズキ)

スズキ スイフト

スイフトは走りが楽しめるコンパクトカーを探している人に乗って欲しい1台です。

スペックなどは次のようになっています。

新車価格
(標準グレード)
1,882,440円~2,008,800円
中古車価格 90万円~190万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
3,840×1,695×1,525(mm)
定員 5人
燃費
(カタログ/実燃費)
25.4km/L / 15.89km/L
おすすめのグレード HYBRID RS

※中古車相場は2019年6月現在、グー・カーセンサーにて「修復歴無し」「4WD」の車両を調査した結果です
※実燃費はe燃費を参照(2019年6月現在)
※新車価格はハイブリッドの4WD仕様のもの
※カタログ燃費はJC08モード

スペック上ではわかりませんが、スイフトは走りにうるさい欧州でも高い評価を得ているモデルです。

決してエンジンがパワフルというわけではありませんが、適度に固められた足回りやハンドリングが気持ちの良い走りを提供してくれます。

そのためおすすめのグレードも、パドルシフトや専用スポイラーが付いている「HYBRID RS」です。

ただ、先ほど紹介したホンダ・フィットや日産・ノートなどと比べると、燃費は落ちます。

おすすめ3車種の燃費比較

  • スズキ・スイフト:25.4km/L
  • ホンダ・フィット:28.6km/L
  • 日産・ノート:28.8km/L

このようにスイフトのカタログ燃費がライバル車より劣るのは、マイルドハイブリッドだからです。

マイルドハイブリッドは簡易的なハイブリッドで、モーターのみの走行はできず、あくまでエンジン主体の機構となっています。

また室内空間もライバルに比べると狭めです。

ある程度割り切った作りとなっているので、スイフトは走りを楽しみたい玄人が好む車といえるでしょう。

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続いては乗り心地を重視した、セダンのハイブリッド4WD仕様車を紹介してきます。

乗り心地を重視したセダンの4WD仕様車【3選】

セダンイメージ

この章では走行性能や乗り心地を重視するハイブリッドのセダンから4WD仕様車をピックアップしおすすめを紹介していきます。

4WD仕様のおすすめハイブリッド・セダン【3選】

  1. トヨタ・クラウン
  2. 日産・スカイライン
  3. ホンダ・レジェンド

これらはすべて上級なハイブリッド仕様のセダンです。

燃費のため、静粛性や走行性能の向上にハイブリッドシステムを利用しているのです。

4WDであっても、悪路を走るためというよりは安全に移動できるようにと設定されているモデルがほとんどです。

それでは個別に解説していきます。

1.クラウン(トヨタ)

トヨタ クラウンハイブリッド

クラウンは後席が主体の車なので、とにかく快適なセダンが欲しいという人におすすめです。

スペックなどは次のようになっています。

新車価格
(標準グレード)
5,194,800円~6,323,400円
中古車価格 480万円~632万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
4,910×1,800×1,465(mm)
定員 5人
燃費
(カタログ/実燃費)
21.0km/L / 14.32km/L
おすすめのグレード G Four

※中古車相場は2019年6月現在、グー・カーセンサーにて「修復歴無し」「4WD」の車両を調査した結果です
※実燃費はe燃費を参照(2019年6月現在)
※新車価格はハイブリッドの4WD仕様のもの
※カタログ燃費はJC08モード

クラウンは日本の道路事情に合わせて作られていることが特徴です。

立体駐車場にも入るよう全幅は1,800mmを堅持しつつもゴルフバック4つが入るトランクを備えるなど、使い勝手という点では最高のセダンです。

またスピードレンジも国内に合わせているので相対的に足回りも柔らかく、低速から突き上げのない快適な乗り心地を実現しています。

そんなクラウンでおすすめするグレードは「G Four」です。

「RS」系と違い快適性に振られた足回りに装備を充実させたグレードで、クラウンらしさが凝縮されたモデルになっています。

クラウンの場合、国内では1人勝ち状態のため競合するのはメルセデスベンツ Eクラスなどの海外勢です。

燃費性能や遮音性などはクラウンに分がありますが、高速での安定性やボディの重厚感では若干劣るかなという印象です。

それでもEクラスなどが1,000万円近い価格を付けていることを考えると、クラウンは国内における快適な高級セダンとして、非常に魅力的な1台に仕上がっています。

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2.スカイライン(日産)

画像引用:日産「スカイライン|外観・デザイン」

スカイラインはスポーティーなセダンを求める人におすすめしたいモデルです。

スペックなどは次のようになっています。

新車価格
(標準グレード)
5,235,840円~5,840,640円
中古車価格 169.7万円~368.1万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
4,815×1,820×1,450(mm)
定員 5人
燃費
(カタログ/実燃費)
17.0km/L / 11.85km/L
おすすめのグレード 350GT FOUR HYBRID Type P

※中古車相場は2019年6月現在、グー・カーセンサーにて「修復歴無し」「4WD」の車両を調査した結果です
※実燃費はe燃費を参照(2019年6月現在)
※新車価格はハイブリッドの4WD仕様のもの
※カタログ燃費はJC08モード

スカイラインがハイブリッドとして組み合わせているのはV型6気筒の3.5Lと比較的大きなエンジンで、燃費よりもパワーを意識したものになっています。

発売当初は0~400mの加速において「世界最速のハイブリッドセダン」の称号を手にしていました。

スカイラインは北米ではインフィニティQ50として発売しており、レクサス・IS300h AWDがライバルに挙げられます。

レクサス IS

ただIS300h AWDは少し小さめなボディに直列4気筒の2.5Lエンジンを組み合わせており、直接比べるのは難しいところです。

燃費や先進安全装備はIS、走りはスカイラインに分があります。

スカイラインも今や500万円を超える高級車なので、おすすめのグレードは本革シートなどを備える「350GT FOUR HYBRID Type P」です。

ラグジュアリーな雰囲気とスポーティーな走り、両方を楽しむことができます。

3.レジェンド(ホンダ)

ホンダ レジェンド

レジェンドは先進かつ個性的なセダンが欲しいという人におすすめしたい1台です。

スペックなどは次のようになっています。

新車価格
(標準グレード)
7,074,000円
中古車価格 239.8万円~707.4万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
5,030×1,890×1,480(mm)
定員 5人
燃費
(カタログ/実燃費)
16.4km/L / 11.63km/L
おすすめのグレード Hybrid EX

※中古車相場は2019年6月現在、グー・カーセンサーにて「修復歴無し」「4WD」の車両を調査した結果です
※実燃費はe燃費を参照(2019年6月現在)
※新車価格はハイブリッドの4WD仕様のもの
※カタログ燃費はJC08モード

レジェンドで最大の特徴はハイブリッドシステムです。

前輪側に1つ、後輪側はそれぞれ1つずつ、計3つもモーターが備わっており、これらを個別に制御し旋回性の向上に役立てています。

具体的には後輪左右に配置されたモーターで、左旋回時は右側に、右旋回時は左側に多くのトルクがかかるように制御されており、大型セダンとは思えないハンドリングを実現しています。

エンジン自体もV型6気筒の3.5Lとパワフルなものが積まれているので、モーターの力と併せた圧倒的な加速性能も魅力です。

このハイブリッドシステムのレイアウトはホンダ NSXと前後逆のもの、という点もメカ好きの心をくすぐる部分ではないでしょうか。

残念ながら燃費性能はあまり良いとはいえませんが、こういった高級車を買う富裕層にとってはあまり問題とならないでしょう。

ライバルは日産・フーガ ハイブリッドなどです。

日産 フーガ※画像は日産「フーガ」

ただこちらは、登場からかなりの時間が経過していることもあり、動力性能から先進安全装備までレジェンドに軍配が上がります。

内容を考えると素晴らしいセダンなのですが、ホンダの販売力やブランド力の問題か、国内での販売は不振が続いています。

他人と被りたくない人や先進性を求める人は、ぜひレジェンドも検討してみてください。

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次はアウトドアで活躍する4WDのハイブリッドカーです。

アウトドアや悪路走行も余裕のハイブリッドカー【3選】

アウトドア・悪路走行のSUVイメージ

この章ではアウトドアや悪路で活躍する、ハイブリッドの4WD仕様車に焦点を当てておすすめを紹介していきます。

SUVはもちろん、注目は高級ミニバンのアルファードもおすすめという点です。

4WD仕様のおすすめハイブリッド・SUV【3選】

  1. トヨタ・アルファード
  2. 三菱・アウトランダーPHEV
  3. スバル・XV

アウトドアでは荷物が積めることはもちろん、現地までの長距離移動の楽さや、燃費なども重要です。

これらの性能や機能にも注目してみていきましょう。

1.アルファード(トヨタ)

トヨタ アルファード

アルファードは快適性と積載性を求める人におすすめのモデルです。

具体的なスペックは以下のとおり。

新車価格
(標準グレード)
4,384,800円~7,502,760円
中古車価格 199万円~1,377万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
4,945×1,850×1,950(mm)
定員 7人~8人
燃費
(カタログ/実燃費)
18.4km/L / 12.60km/L
おすすめのグレード SR “Cパッケージ”

※中古車相場は2019年6月現在、グー・カーセンサーにて「修復歴無し」「4WD」の車両を調査した結果です
※実燃費はe燃費を参照(2019年6月現在)
※新車価格はハイブリッドの4WD仕様のもの
※カタログ燃費はJC08モード

アルファードはラグジュアリーミニバンとして、大人気の車種です。

アウトドアのイメージはないかもしれませんが、じつはアウトドアに必要な性能の多くを網羅しています。

ボディサイズの通り荷物を大量に積み込め、乗員全員が快適に目的地まで向かうことができます。

さらに、広い車内は更衣室として利用することもできるうえ、大きなバックドアを開けば雨よけにも最適です。

また、合計1,500Wまで使えるアクセサリーコンセントがあることは最大の魅力といえます。
※一部グレードはオプション

電源が使えるというのはあらゆるシーンで役立ちます。

現状4WDのハイブリッドミニバンはアルファードとヴェルファイアしか選択肢がありませんが、日産のセレナ e-POWERに4WD仕様追加の予定があるようです。

発売となれば強力なライバルとなるでしょう。

なお、アルファードでおすすめのグレードは「SR “Cパッケージ”」です。

本革シートやアクセサリーコンセント、先進安全装備も標準なので、上述した通り快適なアウトドアが満喫できるでしょう。

リセールも良いので、厳しい悪路を走る人以外には万人におすすめできます。

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2.アウトランダーPHEV(三菱)

三菱 アウトランダー

アウトランダーPHEVは普段使いから悪路まで、あらゆるシーンで使いたいという人にとって最高のモデルです。

スペックなどは次のようになっています。

新車価格
(標準グレード)
4,182,840円~5,090,040円
中古車価格 117.8万円~469万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
4,695×1,800×1,710(mm)
定員 5人
燃費
(カタログ/実燃費)
18.6km/L / 19.84km/L
おすすめのグレード G

※中古車相場は2019年6月現在、グー・カーセンサーにて「修復歴無し」「4WD」の車両を調査した結果です
※実燃費はe燃費を参照(2019年6月現在)
※新車価格はハイブリッドの4WD仕様のもの
※カタログ燃費はJC08モード

名前の通り、アウトランダーPHEVはプラグインハイブリッドモデルです。

街乗りや通勤など近場の移動では、完全な電気自動車として使うことができます。

一方で遠出の際は通常のハイブリッドカーに変身できるので、通勤からレジャーまで幅広くに活躍してくれることでしょう。

加えてアウトランダーPHEVは前後2つのモーターをベースに、左右の駆動・制動まで制御しており、素晴らしい悪路走破性を備えています。

車高を高くしただけのSUVとは違い、本格的なアウトドアでの使用にもぴったりです。

さらにバッテリーを温存しておけば、旅先で大量の電気を使うこともできます。

全グレード標準でアクセサリーコンセントも装備されているので、車中泊などでも重宝するはずです。

おすすめのグレードはベースグレードの「G」です。

このグレードでも必要な装備はほぼすべて揃っているので、あとは欲しい装備を足すだけで十分でしょう。

なお、ライバルとしてはホンダ・CR-Vのハイブリッドなどが挙げられますが、ハイブリッドモード時の燃費と動力性能、先進安全装備以外では負けていません。

購入時は国から20万円の補助金も出るので、幅広く使える1台を探している人はチェックしてみてください。

3.XV(スバル)

スバル インプレッサ XV

XVはちょうど良いサイズのSUVを探している人におすすめです。

くわしいスペックは以下にまとめています。

新車価格
(標準グレード)
2,829,600円
中古車価格 117.8万円~469万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
4,465×1,800×1,550(mm)
定員 5人
燃費
(カタログ/実燃費)
19.2km/L / 13.63km/L
おすすめのグレード Advance

※中古車相場は2019年6月現在、グー・カーセンサーにて「修復歴無し」「4WD」の車両を調査した結果です
※実燃費はe燃費を参照(2019年6月現在)
※新車価格はハイブリッドの4WD仕様のもの
※カタログ燃費はJC08モード

XVではAdvanceというグレードのみがハイブリッドとなっています。

スイフトの際にも紹介したマイルドハイブリッドなので燃費はそれほど良いわけではありません。

この車の魅力はそこでは無く、総合力の高さです。

XVの総合力を表す4つのポイント

  1. 扱いやすいボディサイズ
  2. 悪路の走破性も考えられた最低地上高
  3. アイサイトや歩行者エアバッグといった高い安全性
  4. 低重心で振動の少ない水平対向エンジン

一見地味な1台ですが、スバルらしいまじめな作りこみがされた車です。

ライバルはホンダ・ヴェゼルなどが挙げられます。

ホンダ ヴェゼル

室内の広さや燃費性能といった数値的な部分はXVより優れている点も多いヴェゼル。

しかし、走行安定性や回頭性の良さなど乗り心地に関わる感覚的な部分ではXVも負けていません。

【補足】ディーゼル車のCX-3もおすすめ

マツダ CX-3

ハイブリッドではありませんが、低燃費でおすすめできる4WDとして「マツダ・CX-3 クリーンディーゼル仕様」を紹介したいと思います。

CX-3は後部座席が狭いので、1人~2人で長距離移動が多い人におすすめです。

スペックは以下のとおり。

新車価格
(標準グレード)
2,662,480円~3,062,080円
中古車価格 135.8万円~292.9万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
4,275×1,765×1,550(mm)
定員 5人
燃費
(カタログ/実燃費)
19.2km/L / 17.34km/L
おすすめのグレード XD PROACTIVE

※中古車相場は2019年6月現在、グー・カーセンサーにて「修復歴無し」「4WD」の車両を調査した結果です
※実燃費はe燃費を参照(2019年6月現在)
※新車価格はディーゼルの4WD仕様のもの
※カタログ燃費はWLTCモード

そもそもクリーンディーゼルエンジンとは、従来の環境に悪いというイメージのディーゼルエンジンとは違う、環境性能を高めたディーゼルエンジンです。

低回転からの力強さ、燃費性能の高さが特徴で近年はマツダ車や輸入車を中心に、大人気となっています。

ガソリンエンジンと比べると、その特徴は明らかです。

※スマホで以下の表が見づらい場合は画面を横にしてご覧ください

グレード 20S PROACTIVE XD PROACTIVE
駆動方式 4WD 4WD
エンジン 2.0L 直列4気筒ガソリン 1.8L直列4気筒ターボディーゼル
最高出力 150馬力 116馬力
最大トルク 195N・m 270N・m
カタログ燃費
(WTLCモード)
15.2km/L 19.2km/L
実燃費 10.77km/L 17.34km

※実燃費はe燃費を参照(2019年6月現在)

排気量が小さいにも関わらず、加速に影響するトルクはディーゼルエンジンのほうがパワフルで燃費も大きく差がついています。

加えて燃料は軽油なので、レギュラーガソリンよりも20円近く安価です。

またCX-3ではエコカー減税が適用となり、自動車取得税が非課税、自動車重量税が免税となるほか、クリーンディーゼル補助金の交付も受けることができます。

車両本体価格はディーゼルのほうが高くなるものの、これらの恩恵は決して少なくありません。

高速などで長距離を一定速度で走る場合は、ハイブリッドよりも燃費が良くなることも珍しくないので、使い方によってはクリーンディーゼル車もおすすめです。

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ここまで人気車種や特徴ごとにおすすめの4WD仕様のハイブリッドカーを紹介してきました。

ここからは、「これだ!」と思える車種を見つけられたあなたに向けて「購入後に気を付けるべきポイント」を解説していきます。

ハイブリッドカーの注意点

ハイブリッドカーのディスプレイ

ハイブリッドカーを購入するにあたっての注意点について解説していきます。

ポイントは次の2点です。

モーターと電池を積み複雑な制御を行っているハイブリッドカーだからこそ、普通の車とは違った点も気を付ける必要があります。

1つずつ順に説明していきます。

ポイント1:日常のケアをしっかりおこなう

洗車風景

どの車にも言える基本的な部分ですが、洗車や清掃といった日常のケアはしっかり行いましょう。

とくに雪道や海沿いを走った際はすぐに洗車をしてください。

雪国でまかれている凍結防止剤の正体は塩化カルシウムなので、そのまま放置すると錆の原因になってしまいます。

同じく海沿いは風によって細かい海水が飛散しているので、同様に錆の原因になります。

洗車をしているとボディばかりに目がいきがちですが、大切なのは下回りです。

金属パーツがむき出しになっており一番ダメージを受けやすいので、高圧洗浄機などでしっかりと流しましょう。

こういった少しの手間が故障の減少に繋がります。

また売却する際にも下回りの状態は必ず見られるので、ここがキレイだと減額されずに済み、結果として愛車を高く売ることができるようになります。

まずは自分でできる洗車から、気を付けてみてください。

ポイント2:保証やメンテナンスは省かない

修理・メンテナンスのイメージ

ハイブリッドカーにおいて、保証やメンテナンスに妥協をしないほうが良いでしょう。

ハイブリッドカーで一番不具合が発生しやすいのはバッテリーですが、バッテリーの劣化状況は個体差もあって正確に知る術がありません。

中古で買う際は一種のババ抜きとも言えますので、保証は手厚いものを付けておくのが賢明です。

またバッテリーをマネジメントしているECUなどが故障すると、バッテリー自体も損傷を受ける可能性があります。

バッテリーの交換には数十万円もの費用がかかってしまいます。

ちょっとした異変や不具合でも、見つけたら放置せずにしっかりと専門店で診てもらってください。

まとめ

この記事ではハイブリッドの4WD車についてまとめました。

ハイブリッドカーの4WD仕様車が持っている特徴の解説と売れ筋のランキングを紹介。

その後、タイプ別におすすめの車種もくわしく解説しました。

ボディタイプ別おすすめの4WDハイブリッドカー

気になる車種がある人は、ぜひ読み返してみてください。

また車の使い方によってはディーゼルやガソリン車のほうがお得で使い勝手が良いこともあります。

ハイブリッドにこだわらず車に求める要素を冷静に考えてみると良いでしょう。

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