きもちよく買おう、ここちよく乗ろう。

子ども3人なら軽自動車に5人で乗れる!合法になる条件と6つの注意点

軽自動車 5人乗り

軽自動車の定員は「4人」と法律で決まっています。

もし軽自動車に5人で乗車した場合道路交通法違反となり、罰則として罰金6,000円または違反の減点1点が課せられてしまいます。

ただし例外として「子ども3人全員が12歳未満」の場合に限り、大人2人と合わせて5人が乗ることが許可されています。

そのため「10~11歳くらいまでの子どもがいる5人家族」は一番上の子が12歳になる誕生日までは家族で軽自動車に乗ることができます。

ただし、一番上の子が12歳の誕生日を迎えた日以降は法律違反になってしまうため、それまでに5人乗り以上の普通車へ乗り換える必要があります。

「軽自動車に乗り続けていたら、違反になってしまった」という事態を防ぐために、この記事では次のようなことを解説していきます。

この記事で分かること

さらに、後半では「家族向けでコンパクトであること」を基準として軽自動車・普通車それぞれのおすすめ車種を紹介します。

どちらも家族で使うことを考えた場合に便利な機能や性能を持った車をまとめています。

車選びで迷っているあなたはぜひ参考にしてみてください。

「軽自動車の定員は4人」と定められている

軽自動車の定員は4人だが例外もある

冒頭で述べた通り、軽自動車の定員は4人までです。

軽自動車の後席には2人分のシートベルトしかありません。

定員オーバーで乗った場合の罰則は、罰金6,000円または違反の減点1点と定められています。

最近の軽自動車は車内が広く後部座席のスペースにも余裕がありますが、定員を超えての乗車は禁止されているため注意しましょう。

では子どもが生まれて5人家族になった場合、すぐにでも軽自動車から乗り換えなくてはいけないのでしょうか?

じつは例外事項が存在します。

子どもが生まれたばかりの忙しくてお金もかかる時期、わずかな期間ですが猶予を得ることができるのです。

長子が12歳以下なら例外が認められている

軽自動車のイメージ

子どもが12歳未満の場合、子どもは大人の2/3人分とカウントされます。

道路運送車両法の保安基準第53条は「12歳以上の者1人は、12歳未満の小児又は幼児1.5人に相当するものとする」とあります。

わかりやすくいうと、「12歳未満の子ども3人で大人2人分として扱われる」ということです。

そのため、子どもが3人いる家庭では「一番上の子どもが11歳以下なら、大人2人・子ども3人で乗っても法律違反にはならない」ということになります。

ただし、一番上の子どもが12歳の誕生日を迎えた日から5人で乗るのは法律違反になってしまいます。

そのほか、以下の点に気を付けなくてはなりません。

順に説明していきます。

注意点1:チャイルドシートの取り付けは必須

チャイルドシート取り付けのイメージ

チャイルドシートの取り付けについては考慮に入れる必要があります。

チャイルドシートは座席の所定位置にしっかり固定する必要があるので、後席に子ども3人を乗せる場合1人はシートベルトがつけられません。

助手席へ設置はできますが安全面の理由からやめておきましょう。

もちろん走行中に乳幼児を腕に抱いて乗車するのは法律違反です。

また、子どもが3人とも6歳未満の場合は3人分のチャイルドシートが必要になります。

軽自動車では車側のシートそのものが足りませんので、この場合は普通車を購入しましょう。

つまり、最大人数(大人2名・子ども3名)で軽自動車に乗るためには以下の条件をクリアする必要があるということです。

軽自動車に子ども3人を乗せるためには…

  • 一番上の子どもが11歳以下
  • 6歳未満の子どもが1人以下(※)
    ※2人でも法律上は問題ないがスペースや安全上避けるべきといえる

最低限上記の条件を守っていれば問題はありません。

ですが、それでも窮屈で危険性もあるため可能なかぎり早く普通車に乗り換えることをおすすめします。

注意点2:シートベルトの数にも注意が必要

シートベルトを締める子どものイメージ

子どもが6歳以上になりチャイルドシートが不要になっても、そもそも軽自動車の後部座席のシートベルトは2人分しかありません。

1人分シートベルトが足りないのです。

シートベルトは現在、後席も着用は義務で、未着用時は違反点数1点の罰則が科せられるため不安に感じる人も多いでしょう。

しかし、先ほど挙げた「定員の条件」を満たしてさえいれば「シートベルトが足りずやむを得ない」と判断され着用義務が免除されるので安心してください。

とはいえ、法律上問題ないというだけで安全面ではリスクがあることは理解しておく必要があります。

注意点3:後席3人目は事故時の被害リスクが高い

後席のシートベルトが締められない乗員は事故被害が大きくなるリスクがある

「法律上は問題ない」とはいえ、3人目はシートベルトを装着しないまま車に乗ることになるのは変わりません。

警察庁の発表では「交通事故に遭ったとき、シートベルトをしていない人の死亡率は、およそ15倍にまで跳ね上がる」とあり、非常に危険だと考えるべきです。
参照:警察庁「シートベルト着用に関する統計資料(平成30年中)

近年あおり運転や高齢者の運転操作ミスなどで予期せぬ事故に巻き込まれてしまうケースも増加しています。

安全運転を心がけていても、そうしたリスクがあることを考慮して軽自動車での移動は最低限に抑えるべきでしょう。

どうしても長距離を移動しなくてはならないときは、次のような対処法がおすすめです。

シートベルトが足りない場合の解決策

  • 保護者のうちどちらかが留守番
    (例:休日に父親と子どもでお出かけしてママは家でお留守番 など)
  • 家族全員で出かけるときだけ普通車を借りる

子どもが大きくなるまで、もしくは車を買い替える準備が整うまではこうした工夫でしのげるでしょう。

しかし何度もいうように5人家族なら、いつかは普通車に乗り換えなくてはならないことは忘れてはいけません。

次はそのタイミングについて紹介します。

軽自動車から普通車に乗り換えるタイミングは「11歳の誕生日」

車の買い替え時期は子どもの11歳の誕生日を目安にする

結論としては、一番上の子どもが11歳の誕生日を迎えたら、その日から乗り換え用の車を探し始めるのがおすすめです。

車の定員をカウントするとき1人未満とカウントされるのは12歳未満までです。

12歳の誕生日を迎えたあとは「大人1人」としてカウントされるため、3児を持つ家庭は軽自動車に5人で乗ることができなくなってしまいます。

新車の場合、納車には時間がかかります。

人気車種なら半年近く待たされるケースも珍しくありません。

また、それ以前に車を選ぶ時間も必要です。

これらを総合すると、子どもの12歳の誕生日までに納車を済ませるには、1年前から準備を進めておくことが望ましいのです。

中古車の場合は1~2週間ほどで納車が可能ですが、選択肢が膨大なのでやはり準備期間はしっかり見ておくべきでしょう。

つまり、新車・中古車にかかわらず子どもの11歳の誕生日が車さがしのタイミングといえるのです。

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子どもを助手席に乗せる場合の注意点

12歳の子どもはだいぶ成長しており、平均的な身長は150cm前後といわれています。

シートベルトは身長140cm以上を想定して作られているので、12歳くらいの子どもなら助手席に乗せても大丈夫でしょう。

また精神的にも成熟して落ち着いてくる頃合いです。

うっかり車のシフトノブに触るようなことは事前に注意しておけば、たいていは大丈夫です。

車によってはドアロックを運転席からのみ操作できるようにしておくなど、事前の対策をしておけばさらに安心です。

万が一事故に遭ってしまった場合でも、身長が140cn程度あればエアバッグによる被害軽減も十分に期待できます。

ただし乗せ方としては以下のポイントに気を付けましょう。

子どもを安全に助手席に乗せる6つの約束 1.シートベルトでしっかりと身体の中心部分を支えるように着用 2.ドアロックやウィンドウのスイッチに触れないように約束する 3.シートに深く座り苦しくないようシートやベルトの位置を調整 4.運転中に身を乗り出さないよう約束する 5.子どもに話しかけられてもわき見をしない 6.シートベルトが食い込んでしまうときはシートベルトパッドを着用する

シートベルトパッドは100円ショップなどでも購入できますが、あまり簡易すぎると安全に利用できないので、できるだけ純正やカーショップなどで適切なものを選ぶようにしましょう。

価格はだいたい1,000円ほどで、高くても2,000円以内におさまるのでそれほど高価なものではありません。

シートベルトが食い込んだ状態では、子どもは長時間大人しく座っていてくれず運転中に気が散ってしまう原因にもなります。

子どもが快適に乗れる環境を整えることも安全な運転には必要なことだと考えましょう。

子ども3人が快適に乗れるおすすめの軽自動車5選

子ども3人が快適に乗れる車

12歳未満の子ども3人を乗せても広く使える軽自動車を紹介していきます。

繰り返しになりますが、一番上の子どもが12歳の誕生日を迎えたら、軽自動車に5人で乗ることは違法になってしまいます。

ここで購入した車は子どもが12歳の誕生日を迎える前に、セカンドカーにするか買い換えるかしましょう。

紹介するのは子ども3人を乗せるのに適した「車内空間が広く余裕がある車」です。

N-BOX(ホンダ)

ホンダ N-BOX

広い軽自動車といえば、N-BOXは外せません。

2011年の発売以来、車内スペースの広さで高い人気を誇っています。

天井と車内幅を広くとり、大人4人で乗った場合でも窮屈さを感じさせないほどです。

最低地上高が低く作られ、なおかつ後席がスライドドアなのも、ファミリー層には大きな魅力です。

最低地上高が低いということは、「床の位置が地面に対して低い」ということです。

そのためベビーカーの積み込みや、小さな子どもの乗り降りも快適です。

スライドドアは開口部が広く取れるので、チャイルドシートを取り付けるときの負担も大幅に軽減できます。

安全装備も充実し、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備しています。

N-BOXのおもな安全装備

  • 歩行者事故低減ステアリング
  • 衝突被害軽減ブレーキ
  • 誤発進抑制機能

万が一のトラブルでも被害を最小限に抑えてくれる装備を搭載しています。

軽自動車には珍しいACC(アダプティブクルーズコントロール)まで搭載されています。

遠出で高速道路に出かけるときには追従車両との距離をレーダーで計測して、最適な車間距離を保ってくれます。

新車価格
(標準グレード)
141万円~
中古車相場 10.7万円~285万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
3,395×1,475×1,790(mm)
カタログ燃費/実燃費 27.0km/L / 16.88km/L~17.74km/L

※中古車相場はカーセンサーを参照。「修復歴なし」で検索(2019年11月)
※実燃費データはe燃費から引用
※ホンダ「N-BOX」の公式HPはこちら

スペーシア(スズキ)

スズキ スペーシア

こちらも軽自動車では珍しい、ハイブリッドシステムを標準搭載したタイプです。

そのため燃費が非常に優秀で、普通車を含めて見てもかなりの上位に食い込むほどです。

スペーシアもスライドドアを備え乗り降りが楽にできる点でおすすめの車といえます。

また、天井の高さに余裕があるため、小学校低学年くらいの子どもなら立ったまま着替えができるだけのスペースがあるのもうれしいところです。

シートアレンジはワンタッチで力を入れずに操作できる簡単なつくりになっています。

スズキ・スペーシアはシートアレンジが自在。「ワンタッチダブルフォールディング式リヤシート」「左右独立リヤシートスライド」のイメージ画像引用:スズキ「スペーシア|収納スペース」

後席を倒せば大型の荷室に早変わりするので荷物が増えてしまった時は便利です。

さらに自転車を縦にして積み込むことも可能です。

自転車で出かけた子どもを、車で迎えに行くときなど重宝する場面は多いでしょう。

新車価格
(標準グレード)
135.8万円~
中古車相場 75.9万円~249万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
3,395×1,475×1,785(mm)
カタログ燃費/実燃費 28.2km/L / 17.7km/L

※中古車相場はカーセンサーを参照。「修復歴なし」で検索(2019年11月)
※実燃費データはe燃費から引用
※スズキ「スペーシア」の公式HPはこちら

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ウェイク(ダイハツ)

ダイハツ ウェイク

ウェイクはスライドドアと多彩なシートアレンジを持ち、普段使いからアウトドアやレジャーまで幅広く活躍する万能な車です。

自転車を縦に積める荷室や、手軽にフルフラットにできる点はスペーシアと比べてもまったく遜色ありません。

ダイハツ「ウェイク」の車内空間イメージ(公式サイトより引用)画像引用:ダイハツ「ウェイク|車内空間・荷室」

メーカーオプションにも家族で乗るときにうれしい装備が満載です。

スーパーUV&IRカットガラスをフロントドアに装備しているので、日差しが強い夏場のお出かけも安心です。

エアコンにはスーパークリーンエアフィルターを追加できるため、空気中の花粉もしっかりキャッチして車内を快適に維持してくれます。

子どもたちとたくさんお出かけしたいなら、パワーのある「Gターボシリーズ」がおすすめ。

成長してすぐに大きくなる子どもたちを乗せてもパワー不足を感じることが少ないからです。

また、中古車在庫が豊富なので購入時のコストをかなり抑えられることも魅力といえるでしょう。

新車価格
(標準グレード)
137.5万円~
中古車相場 53.6万円~268万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
3,395×1,475×1,835(mm)
カタログ燃費/実燃費 24.6km/L / 16.01km/L

※中古車相場はカーセンサーを参照。「修復歴なし」で検索(2019年11月)
※実燃費データはe燃費から引用
※ダイハツ「ウェイク」の公式HPはこちら

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ワゴンR(スズキ)

スズキ ワゴンR

ワゴンRはトールワゴンの開祖と呼ぶべき軽自動車です。

天井が高く車内空間も広いため、見た目のコンパクトさに反して閉塞感はありません。

発売以来高い人気を博し、その人気を見て他のメーカーも同様の車を作るようになりました。

最新型(6代目モデル)へのフルモデルチェンジで車体剛性がアップし、安定性が向上。

カーブを曲がるときにも身体が大きく揺さぶられる場面が軽減され、負担も少なく快適なドライブを楽しめます。

注目なのは、その車体価格の安さです。

ガソリンモデルの「FA」なら、110万円ほどの予算で入手が可能で、中古車なら100万円以内に納めることも難しくないでしょう。

こちらもハイブリッドシステムである「マイルドハイブリッド」搭載車が用意されていますが、どちらを選ぶかは走行距離が重要です。

ハイブリッドカーは走れば走るほどお得になるものです。

もし、「近所の買い物にしか使わない」「セカンドカーとして使う」という場合には、価格の安いガソリンモデルのほうがおすすめです。

新車価格
(標準グレード)
109万円~
中古車相場 36万円~213万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
3,395×1,475×1,650(mm)
カタログ燃費/実燃費 25.6km/L / 16.03km/L~24.05km/L

※中古車相場はカーセンサーを参照。「修復歴なし」で検索(2019年11月)
※実燃費データはe燃費から引用
※スズキ「ワゴンR」の公式HPはこちら

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eKスペース(三菱)

三菱 eKスペース

個性的な外観が特徴のeKスペースは、カラーリングも豊富で見た目にもこだわりたいというニーズに応えています。

三菱らしいしっかりした走行性能はもちろんのこと、カタログ燃費24.6㎞/Lと低燃費であることもおすすめする理由のひとつです。

スライドドア搭載なので、子どもの乗り降りも安心です。

安全性能も充実し、運転支援技術「三菱e-Assist」を搭載しているため運転に不慣れな家族と車をシェアするときにも安心です。

eKスペースのおもな安全装備

  • 衝突被害軽減ブレーキシステム
  • 踏み間違い衝突防止アシスト
  • 車線逸脱警報システム

さらに急ブレーキ時のタイヤロックを防ぐブレーキアシスト「ABS」を備え、不測の事態が起きたときもドライバーをしっかり支援してくれます。

姉妹車として、日産のデイズルークスがあります。

日産 デイズルークス

外観が少し違う以外はほぼ同じ車といって差し支えありません。

性能も価格もほぼ互角なので、見た目が気に入ったほうを購入するのが良いでしょう。

新車価格
(標準グレード)
134.2万円~
中古車相場 27.5万円~195万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
3,395×1,475×1,775(mm)
カタログ燃費/実燃費 26.2km/L /13.51km/L~15.20km/L

※中古車相場はカーセンサーを参照。「修復歴なし」で検索(2019年11月)
※実燃費データはe燃費から引用
※三菱「ekスペース」の公式HPはこちら

ここまで「子ども3人と一緒に乗るのにおすすめの軽自動車」を紹介してきましたが、説明した通りいずれは普通車への乗り換えが必要になります。

そこで、次は「乗り換えにおすすめの普通車」を紹介していきます。

大人5人で乗るのにおすすめなコンパクトカー5選

ソリオ※画像引用:スズキ「ソリオ」

軽自動車は車体価格だけでなく燃費や税金などの維持費も安く抑えられ経済的にも魅力的です。

しかし家族が多い場合はもちろん、友人を乗せたい場合などふとしたときに乗車定員が少ないことが不便に感じることもあるでしょう。

そこで次は、乗り換え時や「これから5人乗れる車を購入したい」と検討している人に向けて、おすすめの車を紹介していきます。

基本的には軽自動車の次に小さな車体の普通車「コンパクトカー」がおすすめです。

コンパクトカーがおすすめな理由は次の通りです。

コンパクトカーがおすすめのおもな理由

  • 車体が軽く燃費が良好
  • 軽自動車より車内空間が広い
    ⇒成長した子どもや大人が乗っても余裕がある
  •  運転しやすく軽自動車からの乗り換えも安心

一方で小さな子どもを含めた5人家族で乗る場合には、子ども用品などの荷物も多くなるものです。

そういった家族向けにコンパクトなミニバンも合わせて紹介していきます。

それでは、順に見ていきましょう。

ソリオ(スズキ)

スズキ ソリオ

ソリオは高い天井と低い床で広々とした車内空間を確保しており、子育て世代にもおすすめのコンパクトカーです。

スライドドア標準装備なのでチャイルドシートの設置にも負担がなく、家族でのお出かけも気楽にできます。

スズキ「ソリオ」の後席両側スライドドアのイメージ画像引用:スズキ「ソリオ|快適装備」

また十分な天井の高さがあるので、小さな子どもなら立ったままでも移動できます。

運転時に履き替えた靴をしまっておけるシートアンダーボックスは快適な運転にも役立つ便利な装備です。

ハイブリッドグレードが用意されているため、

「長距離移動が多い」
「走行距離は短い」
「燃費がよいグレードがいい」

など、家庭の状況に合わせて、ハイブリッド車かガソリン車かを選ぶと良いでしょう。

唯一、注意すべきポイントは「後席中心のシートベルトが苦しい」ことです。

真ん中に座る場合、後席のさらに後ろからシートベルトを引っ張ってくるため、肩より少し上の首に近い位置を通すことになります。

そのため、背の低い人や子どもの場合は位置をより注意して調整する必要があるのです。

新車価格
(標準グレード)
148.6万円~
中古車相場 59.8万円~226万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
3,710×1,625×1,745(mm)       
乗車定員 5名       
カタログ燃費/実燃費 27.8km/L / 18.48km/L

※中古車相場はカーセンサーを参照。「修復歴なし」で検索(2019年11月)
※実燃費はe燃費で調査
※スズキ「ソリオ」公式HPはこちら

ノート(日産)

ノートe-POWER

ノートをおすすめする理由は日産独自の新型ハイブリッドシステム「e-POWER」が搭載されていることです。

e-POWER搭載モデルに限定すると、その燃費は34~37.2km/Lと、現在販売されているハイブリッドカーでもトップクラスの良好なものになります。

おすすめのグレードは「e-POWER S」です。

車両本体価格は200万円以下というお手頃価格でありながら、燃費は全グレードでもっとも優れた37.2km/Lです。

コストパフォーマンスでは一番のおすすめといえます。

他にも「メダリスト」や「オーテック」などのグレードが存在しますが、これらはどちらかというとスポーティな走り心地を求めたグレード。

ファミリー層やそこまで走りにこだわらないドライバーには、e-POWERシリーズがちょうどいいスペックでしょう。

安全性能や室内の広さも非常に高水準を確保しています。

同乗者の安全を守りつつ、エコで環境に優しい車がほしい人にぴったりです。

新車価格
(標準グレード)
144万円~
中古車相場 79.9万円~263.8万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
4,165×1,705×1,540(mm)       
乗車定員 5名       
カタログ燃費/実燃費 26.2km/L / 15.30km/L

※中古車価格はカーセンサーを参照。「修復歴なし」で検索(2019年11月)
※実燃費はe燃費を参照(標準グレード「e-power」)
※日産「ノート」公式HPはこちら

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ヴィッツ(トヨタ)

トヨタ ヴィッツ

ヴィッツの最大のメリットは、その車体価格の安さです。

「ハタチのヴィッツ」のキャッチフレーズの通り学生や新社会人でも手が届く価格帯を維持しています。

それでいて内装にチープさはまったくなく、程よい質感を維持しています。

シートアレンジも多彩なので、仲間を誘ってのレジャーでも活躍してくれるのは間違いありません。

ハイブリッドグレードもありますが、「安さ」を重視するならガソリンモデルがもっともコスパの良い選択といえます。

ハイブリッド車は故障時のメンテナンス費用や修理費用が高くついてしまうからです。

予想の範囲内に出費を抑えたいのなら、技術が完成して部品も安価なガソリンモデルのほうがお得です。

新車価格
(標準グレード)
120万円~
中古車相場 1円~239万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
3,945×1,695×1,500(mm)       
乗車定員 5名       
カタログ燃費/実燃費 25.0km/L / 15.57km/L

※中古車価格はカーセンサーを参照。「修復歴なし」で検索(2019年11月)
※実燃費はe燃費を参照
※トヨタ「ヴィッツ」の公式HPはこちら

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シャトル(ホンダ)

ホンダ シャトル

ホンダ・シャトルは「ステーションワゴン」に分類される普通車です。

車体のサイズもヴィッツと比べて長く大きく、それだけ車内の空間も広々としています。

後部座席に成人男性が座っても、足を組めるほどスペースの余裕があります。

とくにファミリー層にとってうれしいのが、後部座席のシートベルトが3人分用意されている点です。

チャイルドシート2つを装着した状態で、真ん中に座った人もシートベルトが着用できるのです。

これなら万が一のときにも安心ですし、ボディサイズの大型化に伴って安全装備もさらに充実するので安心感が段違いです。

またステーションワゴンはその良好な燃費や実用性と裏腹に、中古車価格がかなり安いという特徴があります。

シャトルを中古車で探せば、200万円以内での購入は難しくありません。

ステーションワゴンは不人気といわれていますが、そんな風評をはねのけるほどメリットの多い車です。

新車価格
(標準グレード)
180万円~
中古車相場 89.8万円~289万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
4,440×1,695×1,545(mm)       
乗車定員 5名       
カタログ燃費/実燃費 19.4km/L / 18.97km/L

※中古車価格はカーセンサーを参照。「修復歴なし」で検索(2019年11月)
※実燃費はe燃費を参照
※ホンダ「シャトル」の公式HPはこちら

シエンタ(トヨタ)

トヨタ シエンタ

コンパクトミニバンであるシエンタは扱いやすいボディサイズと、それに反する広い車内空間が受けファミリーカーとして人気の車種となりました。

シエンタは5人乗りと7人乗りから選択できます。

5人乗りなら家族全員が乗ったうえでもたっぷりの荷室を確保できるのでおすすめです。

普段の買い物だけでなく旅行のための荷物を積んでも余裕があるため、狭い車内で子どもが窮屈な思いをすることもありません。

また大きく開くスライドドアにより、チャイルドシートの取り付けやベビーカーの積み込み、赤ちゃんを抱いたままの乗り降りなどもスムーズです。

トヨタ「シエンタ」のスライドドア(公式サイトより引用)画像引用:トヨタ「シエンタ|ユーティリティ」

「コンパクトカーに比べると高め」の価格は、子どもが大きくなっても広々と使えるため「先行投資」と考えれば割り切れるのではないでしょうか。

そう納得できる使い勝手の良さをシエンタは持っています。

維持費が気になる人はハイブリッドカーを選べば年間のガソリン代もかなり節約できるでしょう。

「5人で乗れる車がほしいけど、子どもはもう12歳以上」という人には、おすすめの車です。

新車価格
(標準グレード)
189万円
中古車相場 2.3万円~307.1万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
4,240×1,700×1,680(mm)       
乗車定員 5〜7名      
カタログ燃費/実燃費 20.2km/L〜20.6km/L / 11.51km/L

※中古車相場はカーセンサーを参照。「修復歴なし」で検索(2019年11月)
※実燃費はe燃費で調査
※トヨタ「シエンタ」の公式サイトはこちら

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まとめ

改めて本記事の結論をまとめると、軽自動車の定員は4人と法律で決まっています。

しかし「12歳未満の子ども3人」は「大人2人」として扱われるので、例外的に両親2人を含めて5人で乗ることが可能です。

ただし、軽自動車ではシートベルトが後部座席に3人分あるものは存在しないので、安全面ではより注意して運転しなければなりません。

さらに一番上の子どもが12歳の誕生日を迎えたその日から、5人で軽自動車に乗ることはできなくなります。

買い換えのタイミングは「一番上の子どもが11歳の誕生日を迎えたとき」からです。

次の誕生日が巡ってくる前に、新しい車を納車できているようにしましょう。

軽自動車でも広々とした車内空間を確保しているものは多数あります。

背が高く、広さを売りにしている軽自動車をメインに探すのがおすすめです。

さらに子どもが12歳以上になった場合や大人たち5人で車に乗りたい場合には、維持費と価格の安いコンパクトカーやステーションワゴンがおすすめです。

ミニバンには比較的小型の車種もあるので、これらを総合的に検討するのが良いでしょう。

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