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自分に合う「安全な車」に乗りたい!安全最優先な車の見分け方を徹底解説

安全最優先な車の見分け方を徹底解説

安全性の高い車は「運転が苦手な方」や「事故を起こす確率を減らす」ことに繋がります。

そのため自分の運転レベルに見合った車選びをすることで、安全なカーライフを送れるようになります。

しかし一概に「安全な車がほしい!」と思い、耐久性が高い車を選ぶだけでは、車をぶつける回数は減りません。

運転キャリアやレベルに合った「運転をアシストする車」がベストという人もいます。

または普段の車の利用方法に合わせて、運転しやすい車を選ぶことがベストという人もいるでしょう。

本記事では、

  • 「そもそも安全な車とは何か」
  • 「安全な車の選び方」

この2点についてご紹介します。

「安全性能」を理解することで自分の運転能力だと、どの基準を満たせば安全なカーライフが送れるようになるかわかります。

記事の中で安全性能の高いおすすめの車種も紹介しているので、ぜひ車選びの参考にしてください。
⇒「安全性能が高い日本車10選」の章へ進む

それでは、前提として知っておいてほしい「安全性能の種類」について解説していきます。

「安全性能」は大きく分けて2種類

「安全性能」は大きく分けて2種類ある

安全性能には、以下のような2つの概念が存在します。

これは簡単にいえば、「事故を防いで安全を確保する」考え方と、「事故の被害を軽くして安全を確保する」という考え方の違いです。

アクティブセーフティ(能動安全)

「アクティブセーフティ」は、そもそも事故が起きないように回避する技術のことです。

主に、

  • ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)
  • ESC(エレクトリック・スタビリティ・コントロール)
  • 衝突被害軽減ブレーキ

などが該当します。

パッシブセーフティ(受動安全)

「パッシブセーフティ」は、事故が起きたときに乗員や歩行者の安全を確保する技術のことです。

代表的な技術には、

  • エアバッグやシートベルト
  • 衝撃吸収構造のボディ
  • 歩行者を保護するためのバンパーやボンネット

があります。

一口に安全性能といっても、2つの考え方が存在していて、装備も異なるということです。

安全性能についてわかったところで、次は気になる「軽自動車の安全性能」についてお話していきます。

「軽自動車は安全性が低い」のは本当?

「軽自動車は安全性が低い」のは本当?

軽自動車といえば、

「軽いから衝突に弱いの?」

「安全な機能が少ない?」

にように軽自動車の安全性は低いと思われていることがありますが、実は以下のとおり安全性の高い車両が増えています。

  • 軽自動車の安全性能は日々進化している
  • コンパクトカー並の安全性能をもった軽自動車が誕生している

それでは、下記から詳しくみていきましょう。

軽自動車の安全性能は日々進化している

「パッシブセーフティ」(事故時の被害を軽くする考え方)の観点でみれば、普通車と衝突すれば車体が小さくて軽い軽自動車の損傷が大きくなってしまうのは当たり前です。

しかし各メーカーの研究や努力によって、軽自動車の安全性能は日々進化しています。

そしてもう一つの安全性能である「アクティブセーフティ」(事故を防いで安全を保つ考え方)の観点でみると、最新の軽自動車は「そもそも事故を起こさない」ための機能が非常に充実しているのです。

これはコンピューターやレーダーの小型化によって、省スペースでもハイスペックな機器を取り付けられるようになったからです。

さらにパッシブセーフティにあたる衝突安全性能も格段に進化しています。

こちらついては次の章で詳しくご紹介していきます。

「N-BOX」の安全性能はコンパクトカーに匹敵する

ホンダの「N-BOX」は衝突安全性能が非常に優れている軽自動車で、コンパクトカーに匹敵するほどです。

独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)の「衝突安全性能評価」では、今最も人気の軽自動車であるホンダ・N-BOXの総合評価は最高クラスの星5つ、184.1点でした。

これは普通車のコンパクトカーであるマツダ・デミオの185.7点と同等の評価です。

個別の評価点でこそ違いはあるものの、十分な安全性能を確保しています。

ちなみにデミオは、1,500cc以下の普通車では総合2位という高い評価を獲得しています。

軽自動車でも普通車と同等の安全性能をもったN-BOXなら安心できますね。

「N-BOX」の総合評価の高さの理由

「N-BOX」がなぜ高い評価を得ているのか、その答えはホンダ独自の安全技術にあります。

ホンダ「N-BOX」はあえて車体前方はこわれやすく設計し、車内空間への被害を抑える工夫をしている。画像引用:HONDA「G-CON」

衝突時にエンジンやサブフレームが車体の下に移動して車内空間(キャビン)が変形しないように配置されています。

同時にこの機構によって、衝撃吸収性能も向上しました。

また側面や後面の衝突にも対応した安全技術が採用されています。

ほかにも強度の高い鋼板(高張力鋼板)の使用率や適用範囲を広げることで、軽量化を図りつつも車体のゆがみにくさ(剛性)が上がっています。

ただしN-BOXは突出して安全性能に優れた軽自動車なので、全ての軽自動車が同様というわけではありません。

実際にNASVAの評価において、3位以降(160点台以下)とは大きく差がついています。

N-BOXは軽自動車としては高度な安全技術の採用により、最高クラスの評価を獲得しているのです。

ここまでは軽自動車の安全性についてお話してきましたが、次からは実際の車選びについてお話していきます。

ライフスタイルに合わせた車の選び方

ライフスタイルに合わせた車を選ぶことが大切。

もし最も頑丈で丈夫な車を追求するなら、世界一頑丈な自動車メーカーといわれる「ボルボ」を購入すべきです。

しかし価格や利便性を考えると、全ての人がボルボを購入するのは現実的ではないでしょう。

軽自動車でも車種によっては安全性が高いものがあるように、ボディタイプごとに安全性能の高い車は異なります。

そのため、ライフスタイルに合わせて車を選ぶことが大切です。

安全な車を選ぶポイントは以下の4つです。

それでは、詳しくみていきましょう。

選び方1:車の安全は「用途に合った車選び」から

車の安全は自分が安全に運転できることや、用途に対して安全に運転できるボディタイプを選ぶことから始まります。

安全面を無視してボディタイプを選んでしまっている例を挙げます。

  • 小柄で運転が苦手な人が大きなミニバンに乗っている
  • 仕事で高速道路を日常的に走るのにコンパクトカーを選んだ

大きな車は死角が多く小回りも利かないので、歩行者が見えなかったり気付くのが遅れてしまうといったリスクがあります。

コンパクトカーは衝突安全性の低い車種が多く、万が一事故に遭ってしまったときに大きな損傷を受けてしまう可能性が高くなります。

街乗りが多い人はコンパクトカー、高速道路の走行が多い人は大きな車といったように、用途に合わせて車を選ぶことで安全性を高めることができます。

選び方2:車を「何に使うのか」を考える

次に安全な車選びで大切なのは、車を「何に使うか」を考えることです。

使い方に合った車選びができていなければ、安全でなくなってしまうこともあるからです。

たとえば、近所のスーパーに買い物に行く程度なら軽自動車でも十分ですし、毎月のように高速を使って遠出する家庭なら、最新の安全装備が備わったセダンやミニバンがベストです。

逆に、近距離の移動にミニバンだと機動性が悪く安全装備も過剰ですし、多人数での長距離走行に軽自動車では走りにくいうえに事故に遭ったときの装備が不安です。

実際にどういった使い方をするのかを考えたうえで、自分に合った車選びをすることが大切です。

選び方3:安全性能のオプションは予算が許すかぎり搭載しよう

安全な車選びにおいて、オプションは不可欠です。

オプションには「メーカーオプション」と「ディーラーオプション」があります。

メーカーオプションはあとで取り付けることができないので、新車の場合は購入時にできるだけ搭載しておくようにしましょう。

メーカーオプションで選べる「衝突回避支援システム」は代表的な安全機能のひとつです。

衝突回避支援システムは、レーザーやカメラを使ったセンサーにより先行車や歩行者を検出します。

衝突が予測される場合には、警告を発したり自動でブレーキを作動したりして衝突を回避してくれます。

メーカーによってさまざまな安全性能がありますが、安全な車を追求するならメーカーオプションは可能な限り搭載しておくことをおすすめします。

選び方4:安全性能は新しい車のほうが常に良い

安全な車を選ぶには、新しい安全性能が搭載された車両を選びましょう。

新車はもちろん中古車であっても、安全な車を求めるなら年式が新しいものを選ぶべきです。

安全性能に限っては短い期間で改良が加えられることもあるので、1年でも新しい車両を買うほうが確実といえます。

レーダーやカメラ性能の向上により車両や歩行者の検出精度が上がったり、安全装備が標準装備となっていたりするからです。

ただし中古車はオプションを選べないので、年式とオプションの充実が中古車選びのポイントになります。

ボディタイプ別・安全性能が高い日本車10選

ボディタイプ別で選ぶお勧めの安全性能が高い車10選

これまでお話したことを踏まえて、安全性能が特に優れている日本車をボディタイプ別に紹介していきます。

安全性能が高い車は、下記のとおりです。

それでは、詳しく見ていきましょう。

メーカーや車種によって安全性能は異なりますが、できるだけ新しいものを選ぶようにしましょう。

軽自動車

ホンダ N-BOXホンダ N-WGN

軽自動車で安全性能が高い車種は、ホンダの「N-BOX」と「N-WGN」です。

N-BOXは、主要なフレームの高効率配置や強度の高い鋼板(超高張力鋼板)を広範囲に使っています。

さらに、先進の安全運転支援システムの採用により、軽自動車では屈指の優れた安全性能を誇ります。

またN-WGNは、ホンダ独自の衝突安全技術を採用しているほか、全ての席にエアバッグを搭載しています。

NASVAの試験においては、N-BOXに次いで178.8点という高い評価を得ています。

軽自動車では、N-BOXとN-WGNの安全性能が群を抜いて高い評価を得ています。

コンパクトカー

マツダ デミオ

安全性能が高いコンパクトカーは、マツダ「デミオ」とスズキ「スイフト」です。

デミオはコンパクトカーでありながら、フラッグシップモデル同様の高い安全装備が搭載されていることが特徴です。

4つのカメラで視界をカバーしているほか、全グレードで先進安全システムが採用されています。

スイフトのハイブリッドモデルやオプション装着車には、単眼カメラとレーザーレーダーのデュアルセンサーによって夜間でも高い検出精度を持つ先進安全システムを採用しています。

また、軽くてゆがみに強い新しいプラットフォーム(自動車の基礎部分である車台)の開発で安全性能を大きく向上させています。

これらによりデミオは185.7点、スイフトは178.3点というNASVAからの高い評価を得ています。

セダン

トヨタ クラウン

セダンで安全性能に優れている車種は、トヨタ「クラウン」と日産「ティアナ」です。

クラウンには、デミオ同様に

  • 「セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉」
  • 全ての乗員を包むように保護するエアバッグ
  • 歩行者や小型車両への衝突ダメージを軽減したボディ構造

などが採用されています。

「セーフティ・サポートカー」とは?

政府が交通事故防止対策の一環として普及啓発している「安全運転サポート車」の愛称のこと。

自動ブレーキを搭載した車両が「サポカー(サポートカーの略)」、自動ブレーキに踏み間違い防止機能を搭載した車両が「サポカーS」。

サポカーSには3種類あり、装備が充実するにつれて

  1. 「サポカーSベーシック」
  2. 「サポカーSベーシック+」
  3. 「サポカーSワイド」

と呼び方が変わります。
参照:サポカー/サポカーSのWEBサイト

ティアナには日産の先進安全システムのほか、

  • 車が状況に応じてさまざまな保護機能を働かせてリスクを最低限にする機能
  • 高強度でありながら歩行者の傷害を軽減するボディ

などが採用されています。

NASVAにおいてクラウンは189.7点、ティアナは184.4点という全車トップクラスの評価を得ています。

SUV

スバル フォレスター

SUVで安全性能に優れた車種は、三菱「アウトランダー」とスバル「フォレスター」です。

アウトランダーには全方位で高い衝突安全性を確保する衝突安全ボディをはじめ、7つのエアバッグなどが採用されています。

フォレスターは車内空間(キャビン)を強固な窓柱(ピラー)やフレーム類で囲むような構造、乗員エアバッグに歩行者保護エアバッグ、ドライバーの顔を認識して安全運転を見守る機能などが搭載されています。

どちらも政府が推奨する「セーフティ・サポートカーSワイド」です。

JNCAPではアウトランダーが184.6点、フォレスターが181.9点の高得点を獲得しています。

SUVタイプの人気ランキングが知りたい人はこちらの記事もご覧ください。

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ミニバン

トヨタ ヴォクシーステップワゴン

安全性能の高いミニバンは、トヨタ「ヴォクシー」とホンダ「ステップワゴン」です。

ヴォクシーは衝撃吸収ボディと高強度キャビンの衝突安全ボディ、ボンネット、カウル、フェンダー、バンパーを衝撃吸収構造とした歩行者傷害軽減ボディを採用しています。

ヴォクシーも「セーフティ・サポートカー」です。

ステップワゴンは強度で軽量につくられた素材を使ったボディ、早く優しく長く膨らむ独自のエアバッグのほか、レーダーとカメラを用いた先進の安全運転支援システムを搭載しています。

JNCAPの評価ではヴォクシーが182.3点、ステップワゴンが182.1点を獲得しています。

ここまでは筆者おすすめの安全性能に優れた車種をご紹介しました。

ここ選んだ車種以外に第三者機関が選定した安全な車種も紹介していきます。

アメリカの第三者機関が認めた安全な車2018

世界有数の自動車先進国であるアメリカには、アメリカ道路安全保険協会(IIHS)という団体があります。

毎年、世界中で発売された車種の安全性を検証し、表彰することをしています。

TOP SAFETY PICK award(トップ セーフティーピック アワード)として62車種がノミネート。

そこからさらに絞り、厳選された15車種がTOP SAFETY PICK +(トップセーフティ ピックプラス)の称号を手にすることができます。

海外勢のメーカーが強い中、日本車もランクインしているので、こちらも参考にしてみるといいでしょう。

TOP SAFETY PICK +(日本車)

まずは気になる日本車から紹介していきます。

カテゴリ メーカー名 車種名
スモールカー部門 スバル インプレッサ
スモールカー部門 スバル WRX(STI)(S4)
ミドルサイズ部門 スバル レガシィ アウトバック
ミドルサイズ部門 スバル レガシィ B4
ミドルサイズ部門 トヨタ カムリ

この結果をみると、圧倒的にスバルの車は安全であることがわかります。

TOP SAFETY PICK +(外車)

次に外車メーカーを紹介します。

カテゴリ メーカー名 車種名
スモールカー部門 起亜 フォルテ
スモールカー部門 起亜 ソウル
ラージラグジュアリー部門 BMW 5シリーズ
ラージラグジュアリー部門 ヒュンダイ G80
ラージラグジュアリー部門 ヒュンダイ G90
ラージラグジュアリー部門 リンカーン コンチネンタル
ラージラグジュアリー部門 メルセデス・ベンツ Eクラス(セダン) 
ミドルサイズSUV ヒュンダイ サンタフェ
ミドルサイズSUV ヒュンダイ サンタフェ スポーツ
ミドルサイズラグジュアリーSUV メルセデス・ベンツ GLCクラス

意外にも頑丈な車の代名詞であるボルボはランクインされず、韓国メーカーの「起亜」「ヒュンダイ」が半数を占める結果でした。

総合的にみても日本車と韓国車が多く、アジアの自動車メーカーは安全な車を作る技術が高いことが実証されています。

ぜひ、こちらの結果も安全な車選びの参考にしてみてください。

次は安全性能の今後についてお話していきます。

「安全性能」の今後の見通し

メーカー各社が切磋琢磨して追及する「安全性能」の今後

安全性能は、各メーカーが切磋琢磨して追求している分野です。

安全装備にはカメラやレーダーなどが搭載されていますが、これらを駆使して「自動運転」に応用しようとする動きがあります。

自動運転は、レベルが0~5まで決められています。

現段階ではレベル2に達しているメーカーばかりで、2016年には日産・セレナのプロパイロットが話題を集めました。

しかし、2018年9月現在ではアウディのA3が世界に先駆けてレベル3に到達し、大きな話題になっています。

そんな安全性能ですが、現在発売されている最新車種に搭載される装備には以下のようなものがあります。

順番に説明していきます。

(1)車線逸脱警報装置(LDWS)

車線逸脱警報装置は、高齢のドライバーが増えるにつれ増えてきた正面衝突の事故を避けるにも役に立ちます。

車に搭載されたカメラによって車線の位置を認識して、車線からはみ出しそうになったときにドライバーへ警告音や警告灯などで注意喚起します。

ただし自転車やバイクを追い越すときや駐車車両を避けるときなど、ドライバーが意図してハンドルやウインカーを操作して車線変更を行う場合には、車線逸脱警報装置は作動しません。

車線逸脱警報装置は車線外へ出てガードレールや建物に衝突したり、センターラインを越えて自動車と正面衝突するような事故を未然に防ぐためのものです。

(2)車間距離制御装置(ACC)

車間距離制御装置は、車間距離を一定に保ちながら定速走行を自動で行ってくれる装置のことです。

高速道路や自動車専用道路における負傷事故で最も多いのは追突によるもので、全体の50%以上を占めています。(平成29年統計、警察庁交通局調べ)

車間距離制御装置が普及する10年前の平成19年には、85%以上でした。

車間距離制御装置が登場する前はクルーズ・コントロールが主流でした。

ドライバーが設定した車速で走行してくれるのですが、車間距離を保つためにはドライバーがブレーキ操作を行う必要があるのです。

しかし、クルーズ・コントロールの進化形といえる車間距離制御装置は、車間距離を一定に保つためのコンピューターやセンサーが搭載されていて、ブレーキも自動で行うことで追従走行が可能になったのです。

車間距離制御装置は、先行車との距離を自動で調節することで追突事故を防ぐための安全性能です。

(3)衝突被害軽減ブレーキ

衝突被害軽減ブレーキは、車が障害物を感知して衝突に備える機能のことです。

車に搭載されたカメラやレーダーからの情報をコンピューターが解析して、ドライバーへの警告やブレーキの補助操作などを行います。

具体的には、コンピューターが『衝突が避けられない』と判断した場合にブレーキの効きを強めたり、シートベルトを巻き上げて車に乗っている人への衝撃を和らげます。

一部では、この一連の動作がアクティブセーフティとパッシブセーフティの中間という見方もあるようです。

当初は単なる事故防止装置でしたが、歩行者保護の観点から歩行者を検出するようになったことで被害が軽減されるようになりました。

近年では、ドライバーの視界が悪くなる夜間でも障害物を検出できるように進化したほか、歩行者を保護するためのエアバッグや歩行者傷害軽減ボディなども組み合わされています。

衝突被害軽減ブレーキは、事故が起こってしまったときに搭乗者や歩行者への被害を最小限に食い止めるための安全機能といえます。

(4)ペダル踏み間違い時加速抑制装置

ペダル踏み間違い時加速抑制装置は、停止時や低速走行時に急加速を防止する装置のことです。

車載のレーダーやカメラが前方や後方に壁や車両を検出している状態でアクセルを踏み込んでも、エンジン出力がおさえられて急加速することを抑止します。

アクセルとブレーキを間違えて踏んでしまうことによって、コンビニに突っ込んだり、屋上の駐車場からフェンスを突き破って地上に落ちたりする事故が多発しました。

こういった事故はペダル踏み間違い加速抑制装置によって防止することが可能です。

【補足】後付けできる安全装置も出てきている

メーカーオプションであることが一般的な装置ですが、最近では後付けが可能な商品が販売されています。

気に入った車から買い替えたくない場合も利用できるようになりました。

また国土交通省は、後付け安全装置の使用時の効果や特性を評価する「後付け安全装置性能評価制度」を創設しています。
参照:JATA「跡付け安全装置の性能評価制度の創設」

【まとめ】自分に合った「安全な車」を選ぼう!

本記事では「そもそも安全な車とは何か」という基本的な説明と、「安全な車の選び方」をご紹介しました。

安全には「パッシブセーフティ」と「アクティブセーフティ」という2つの概念があって、自動車メーカーによる研究や開発によって日々大きく進歩しています。

安全な車を選ぶためには、「ボディタイプや車種より、どのような機能を搭載しているか」こそが重要になってきます。

今回ご紹介したような安全機能は、あくまでも支援や補助であり、最後の安全装置です。

その安全装置に頼りきるのではなく、安全運転をするドライバーが乗る車こそが一番の安全な車なのです。

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