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中古シエンタ探しのポイント5つ!ねらい目グレードや価格推移も解説

シエンタ 中古

トヨタが展開するミニバン型の乗用車である「シエンタ」。

2003年の初代発売以降、2015年には2代目が発売され現在も人気車種のひとつです。

シエンタが人気のポイント

  • 乗り降りしやすい高さ
  • 子供が立つこともできる室内高
  • 大きな荷物が簡単に積みこめる大口のラゲージ など

車に使い勝手の良さを求めているなら、シエンタはぴったりな選択だといえます。

とはいえ、とくに子どもを持つ家庭にとってはできるだけ車の購入費用は抑えたいもの。

しかし品質がまちまちな中古車選びでは、価格だけで選んでしまうと購入直後に故障して余計な費用がかかるリスクがあります。

そこで今回の記事では、シエンタを中古で購入する際のおすすめの条件と、その中でもリスクを避けて良質な中古車を1円でも安く購入するために知っておきたい情報を紹介します。

この記事はシエンタの最適なグレードが安く購入できるような内容になっています。

シエンタの中古車が欲しいという人はぜひ参考にしてみてください。

シエンタの中古車相場はいくら?

シエンタのイメージ

2003年に初代、2015年に2代目が発売されたシエンタは、中古車市場においても数多くの車種が出回っている状況です。

まず初代、2代目それぞれの中古車相場を見ていきましょう。

中古車相場 平均価格 台数
初代(2003年9月~2015年6月) 1万円~185 万円 50万円 1,218台
2代目(2015年7月~) 89万円~287.2 万円 177.4万円 1,402台

※2019年3月の全国中古車情報をカーセンサーで調査

台数は同じくらいですが、価格が大きく差がついていることが分かります。

それぞれに良さがありますので、次からこの中でもねらい目のモデル・グレードをピックアップしてご紹介します。

ねらい目のモデル・グレードは3つ

ここからはシエンタ全体の中でも比較的多く出回っており、ねらい目の以下のモデル・グレードを3つご紹介します。

シエンタのおすすめモデル・グレード

順に紹介していきます。

初代シエンタG:価格の安さが魅力

初代シエンタの上級グレード「G」は、とにかく安いシエンタ中古車を探している人におすすめです。

もちろん年式は古くなりますが、コンパクトなミニバンとして使いやすいだけの十分な装備をもっています。

中古車相場は以下の通りとなっています。

中古車相場 台数
初代シエンタG 1万円~159万円 187台

※2019年3月の全国中古車情報をカーセンサーで調査

中古車市場における相場は、100万円以下のものが大半を占めています。

100万円以下で購入を考えると10年〜15年ほど経過しているものが多くなります。

また非常に安い価格帯になると、修復歴ありのものが増えてきます。

のちに故障する可能性が高いので、修復歴がある車にはいくら安くても飛びつかないようにしましょう。

運転のしやすさや使い勝手の良さは2代目シエンタにも負けないレベルなので、十分満足できるでしょう。

とくに2011年以降に販売されたものは、マイナーチェンジが施されているほか内装も充実しているのが特徴です。

2011年式以降に絞っても48台見つかりました。(2018年3月現在)

一方で新しさや燃費の良さを求める人にはあまりおすすめできるモデルではありません。

このようなタイプの人は次の「2代目シエンタ・グレードG」をおすすめします。

2代目シエンタG:新しく装備も充実

2代目シエンタのグレード「G」は中古車の中でも新しく装備もしっかりしたシエンタを選びたい人におすすめです。

車内は広々としており、大人が6人乗ってもゆったりとくつろぐことができます。

また、内装の豪華さも特徴のひとつです。

シエンタ「G」グレードの装備

  • 挟み込み防止機能
  • 上級ファブリックシート
  • 本革巻き3本スポークステアリングとシフトノブ など

中古車相場は以下の通りです。

中古車相場 台数
2代目シエンタG 109.8万円~271.6万円 453台

2019年3月の全国中古車情報をカーセンサーで調査

価格の幅は広くなっていますが、160万~200万円程度の車両が多くなっています。

しかし、決して安い中古車がないわけではありません。

修復歴がない車で絞っても100万円代前半で購入できる車両もちらほら見かけるほか、年式によっては車検が残っているものも少なくありません。

年式が新しいものであれば10年弱は利用できるため、コストパフォーマンスも決して悪くはありません。

このグレードは台数も多いので選択の幅も広くおすすめです。

2代目シエンタX:装備が豪華でないが安価

2代目シエンタ「X」は装備にはこだわらないけれども、年式が新しく安いシエンタを探している人におすすめです。

シエンタ「X」グレードの装備

  • アナログメーター
  • 差し込むタイプのキー
  • マニュアルのエアコン
  • 運転席のアームレストなし

シエンタXは標準グレードのため装備は充実しているとはいえません。

ただ2代目なので年式は新しく、走行距離も短い車両も見つかります。

中古車相場は以下の通りとなっています。

中古車相場 台数
2代目シエンタX 143.9万円~200万円 116台

※2019年3月の全国中古車情報をカーセンサーで調査

ほとんどが140万~160万円程度と、上位グレードのGに比べて安く手に入ることが分かります。

車両によってはオプションでナビやスマートキー、バックモニターなどの装備がついているものもあります。

「グレードGほどの装備は必要ない」という場合でも、好みの装備がついているものが見つかる可能性も十分あります。

シエンタの中古車の購入を検討しているなら、ここで紹介した3つのモデルを確認してみてください。

取扱台数も多いので、理想の一台が見つけやすくおすすめです。

ハイブリッド仕様もおすすめ

シエンタの中にはハイブリッド仕様のモデルもありますが、こちらもおすすめです。

新車で購入する場合、ガソリン車に比べてハイブリッド車は割高となりますが、中古車市場においては価格差が小さくなります。

2代目シエンタとシエンタハイブリッドの燃費を比較してみましょう。

カタログ燃費
(JC08モード)
実燃費
2代目シエンタ(FF) 20.2 km/L~20.6km/L 13.37km/L
シエンタハイブリッド(FF) 27.2km/L 17.26km/L

※実燃費はe燃費で調査

ハイブリッドの燃費のほうが良く維持費を抑えられます。

次に中古車相場と新車価格を同じグレードGで比較してみます。

中古車相場 取扱台数 新車価格
シエンタG(2代目) 109.8万円〜271.6万円 453台 202万680円
シエンタハイブリッドG 113.5万円〜267万円 480台 238万320円

※2019年3月の全国中古車情報をカーセンサーで調査

ガソリン車とハイブリッド車では価格帯にほとんど差はありません。

また取扱台数もどちらも多くなっています。

価格こそ近いですが、新車価格からの値下がり率が大きく燃費が良いためハイブリッドの購入はお得だと言えます。

ハイブリッド車も選択肢の1つとしておすすめです。

4WD仕様はおすすめできない

シエンタには4WDが設定されているモデルもありますが、あまりおすすめできません。

4WD仕様の中古車台数が自体がかなり少なく選択肢が限られてしまい、条件の良い車両を探すことが難しいためです。

以下の表は、シエンタGの2WDと4WDの中古車の価格帯と新車価格をまとめたものです。

中古車相場 台数 新車価格
シエンタG:2WD 109.8万円〜271.6万円 453台 202万680円
シエンタG:4WD 135万円〜246.8万円 56台 216万2,160円

※2019年3月の全国中古車情報をカーセンサーで調査

上記の表をみてもわかるように、4WDタイプは取扱台数が少ないです。

また一般的に4WDは雪道などの悪路走行に強いとされていますが、燃費は2WDに比べて劣ってしまいます。

そのため、シエンタを街乗りとして利用するだけなら基本的に4WDを選ぶ必要はないといえます。

とはいえ、「子供を連れてアウトドアに行きたい」といった明確な理由がある場合は4WDを選択肢として検討してもいいでしょう。

5人乗りvs 6人乗り

シエンタには乗車定員の異なる2つのタイプが用意されています。

このうち、筆者のおすすめは6人乗りです。

それぞれを比較してみましょう。

5人乗り:荷物の多い人におすすめ

5人乗りの場合は3列シートがないので積載容量が増えるというメリットがあります。

注目の装備はユーティリティーホールです。

シエンタの2列シートタイプには荷室スペースにユーティリティーホールを備え自由な使い方ができる

画像引用:トヨタ「シエンタ|ユーティリティホール」

荷室の左右の壁に9つずつの穴があけられており、バーやフックを取り付けることで効率よく荷物を積むことが可能です。

ただ発売されたのが2018年の9月と比較的最近で、中古車市場に出回っている台数もまだ多くない点に注意が必要です。
(2019年3月時点でファンベースGは4台)

今後、5人乗りの中古車が多くなってきたら選択肢として考えてもいいでしょう。

6人乗り:取扱台数が多くシートアレンジが多彩

6人乗りであれば積載容量こそ減るものの、市場に出回る台数が多いため選択肢も多くおすすめです。
(2019年3月時点で2代目Gは453台)

シエンタの3列目シートは床下にすっきりと収納できるため、普段は使わないのであればしまっておけば荷室を広く使うことができます。

2列目は2人がけなので、

「たまに5人以上を車に乗せる」
「普段は大きな荷物を載せることが多い」

という人にはとても使い勝手が良いでしょう。

ただ、この3列目シートは狭いので長時間のドライブには適していません。

あくまでも補助的な役割と考える程度にしておきましょう。

ここまでは、シエンタの中古車のおすすめモデルについて紹介してきました。

続いては中古車を選ぶ際に押さえておきたい重要なポイントについて紹介します

中古車でシエンタを探すときのポイント

シエンタの中古車を探す際は、新車を購入する場合とはちがういくつかのポイントに注意しなければいけません。

このポイントを無視してしまうと購入後にすぐ故障したり、トラブルの原因となったりするリスクが高くなってしまいます。

ここで紹介するのは以下の5つのポイントです。

それぞれのポイントについて、くわしく解説していきます。

ポイント1:過走行の車両ではないか

1つ目のポイントは、過走行の車両を選ばないということです。

中古車販売サイトでは、同じ年式の車でも走行距離によってその値段が変わってくることがあります。

基本的に車は使えば使うほど劣化してしまうため、走行距離が長い車のほうが安くなります。

長距離を走行している車は、それだけの走行に耐えられるだけの頑丈さを持ち合わせていると考えることもできますが、部品はその分劣化しています。

同じ年式や近い年式のものの中から選ぶのであれば、走行距離が短いものを選んだほうが良いでしょう。

走行距離の目安

ちなみに、車の走行距離の目安は1年で8,000キロ〜1万キロとされています。

車は10万キロを走行したら替え時といわれますが、近年では車の性能が上がっていることに加え、メンテナンスをしっかりと行えば20万キロの走行も不可能ではありません。

それでも基本的には年式×1万キロ以内で、10万キロを超えていないものを選びたいところです。

ただし、どうしても価格を抑えたいという場合は、10万キロ超えのものも選択肢として検討してもいいでしょう。

中古車の中には年式が新しくても走行距離が非常に多いものもあります。

そのため、購入時は年式だけでなく走行距離にも注目してみてください。

そして、そういった走行距離が長いものを検討する場合にはメンテナンスの状況なども併せて確認するようにしましょう。

ポイント2:事故車・修復歴車ではないか

中古車販売店では、過去に交通事故などを起こして修復歴がある車も販売されています。

修復歴のある車とは、フレーム(骨格部分)を過去に交換したり修復したりしている車のこと。

フレームに該当するのは以下の9つの部分です。

「フレーム」各部位

  • フレーム(サイドメンバー)
  • クロスメンバー
  • フロントインサイドパネル
  • ピラー(フロント、センター、リア)
  • ダッシュパネル
  • ルーフパネル
  • フロアパネル
  • トランクフロアパネル
  • ラジエターコアサポート(交換)

修復歴ありの車はなしの車に比べて本体価格は安くなるため、一見するとお買い得のように思えます。

しかし車を支える骨格部分に損傷をかかえていることになるので、購入後にトラブルが起こる可能性も十分にあります。

場合によっては修理費用で何十万とかかる恐れもあるので、修復歴ありの車は選ばないようにしましょう。

なお修復歴ありの車に関しては、その修復箇所や車両の状態を表示することが販売店に義務付けられています。

必ず確認してください。

修復歴のある車についてもっとくわしく知りたい人はこちらの記事も併せてご覧ください。

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修復歴のある中古車はデメリットが大きい!気になるリスクと見極めポイント
中古車販売サイトなどで中古車を探していて、好きなモデルだし価格も安いと思ったら『修復歴あり』と書かれていたという経験はありませんか。今回は修復歴車の定義、そのリスク、見分け方をわかりやすく説明していきます。

ポイント3:水没車ではないか

大雨や洪水によって水没してしまったため、中古車販売店に売られたものもあります。

水没車であっても見た目には綺麗で試乗してもちゃんと動くため、一見すると問題ないように思えるかもしれません。

しかし水没車は車の部品や電気系統が一度水に濡れています。

最初は大丈夫でも次第に

「車内の電気がうまくつかない」
「エンジンコンピューターが動かなくなってしまった」

といったトラブルが出てくる可能性があります。

また水没車には下水道などの汚水が流れ込んでいる可能性があるため、衛生面でもおすすめすることはできません。

場合によっては、エンジンが故障しているケースもありエンジンをまるごと交換することになる可能性もあります。

そうなるとエンジンだけで数十万円〜100万円近くの出費となります。

水没車のチェックポイント

水没車に関しては中古車販売店が明示する必要はないため、自分自身で可能な限りチェックする必要があります。

チェックポイントとしては以下のような点が挙げられます。

水没車を見分けるチェックポイント

  • 車内の臭い(空調もつけてみる)
  • シートベルトを伸ばした時にシミがないか
  • シートに汚れがないか
  • 外装や内装に錆びてないか

水没車は激安価格となっているものが多いため、あまりにも安い車は買わないようにしましょう。

ポイント4:保証がついているか

いくら綺麗で、年式の新しい中古車でも故障のリスクは伴います。

そのため、保証がついているかどうかも確認しておきましょう。

保証がついていれば購入後の故障であっても無料で修理してもらえるため、無用な出費を抑えることができます。

保証は中古車販売店でつけているものもありますが、シエンタの場合はトヨタが提供する中古車ブランドである「T-Value」を利用することもできます。

トヨタの中古車ブランド「T-Value」も選択肢になる

T-Valueは、中古車を購入する人の不安を解消するために生まれた中古車ブランドのことであり、以下のサービスが行われます。

「T-Value」のサービス

  • まるごとクリーニング
  • 車両検査証明書
  • ロングラン保証
「まるごとクリーニング」

その名の通り中古車のクリーニングを行うというサービスです。

シートを取り外して車内を徹底的に洗浄、消臭するため、前のオーナーが乗っていた際の臭いが気になることもありません。

とくにファミリーカーとして利用されることの多いシエンタは、シートがかなり汚れている可能性があるため、嬉しいサービスです。

まるごとクリーニングではエンジンルームなど、目に見えない部分までしっかりと綺麗にしてもらえます。

「車両検査証明書」

トヨタの認定車両検査員が車の細かい部分まで目視でチェックを行い、車両の状態を10段階(内装・外装は5段階)で評価するというものです。

数値で評価されるため一目でどのくらいの状態なのかがわかるほか、傷がついている場所を示した図を確認することもできます。

この検査証明書はクルマ選びの段階から確認できるため、安心して選ぶことができます。

「ロングラン保証」

これは、購入後の1年間の無料保証のことです。

年式や走行距離などに関係なく保証してもらえるほか、最大で3年間の延長保証を受けることもできます。

万が一の故障の際にも修理してもらえるため、中古車を購入する際には便利なサービスだと言えます。

「T-Value」についてはこちらの記事でもくわしく説明しているので、参考にしてみてください。

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トヨタの中古車とはいえ、購入するなら良質で保証のついた車がほしいものですよね。トヨタの「認定中古車」ならメーカー整備で安心です。この記事ではトヨタの認定中古車「T-Value」のメリット・デメリットを解説しおすすめできる人がどんな人かをわかりやすく説明します。

ポイント5:車検が残っているか

中古車の場合、車検が残っている(次の車検まで猶予がある)車もありますが、中には車検切れとなっているものもあります。

車検が残っている車であれば購入時に車検を受ける必要はありませんが、車検切れの場合は購入時に車検を済ませなければ車に乗ることができません。

車検を受けるには車検整備費用のほか、自動車取得税・自動車重量税などの諸費用もかかってくるため、購入時に必要となる費用も大きくなってしまいます。

初期費用を抑えたい場合は車検が残っているものを選ぶようにしましょう。

シエンタを探す際の注意点をお伝えしました。

では今後のシエンタの価格推移について、筆者の見解を解説します。

シエンタの中古車相場の推移を解説

中古車市場におけるシエンタの平均価格は、177.5万円です。

これは、すべてのモデルの平均価格なので、実際には各モデルで価格に違いがあります。

中古車販売サイトで価格を確認したところ、2代目シエンタは発売年である2015年式以降のいずれの年式でも150万円以上するものが多く見受けられました。

発売されてから2019年で5年目を迎えますが、まだまだ価格が下落することはないようです。

逆に初代シエンタは100万円を切るものが多くなっています。

これから中古のシエンタを購入し数年後に下取りをするのであれば、価格は多少下落するものの100万円以上で下取りしてもらえる可能性は十分あります。

ただし年を追うごとに価格も下がってくることが予想されるため、下取りに出すのであれば早いほうが良いでしょう。

まとめ

今回の記事ではシエンタの中古車のおすすめのモデルと、中古車を選ぶ際のポイントについて解説しました。

筆者がおすすめするシエンタの中古車は以下のモデルです。

それぞれ価格や装備に特徴がありますので、ご自身に合ったモデル・グレードを選びましょう。

中古車を選ぶ際のポイントは以下の5点です。

見た目だけは綺麗な車でも中身が故障している可能性もあるため、店舗を訪れてこれらのポイントを確認するようにしてください。

また「T-Value」のシエンタを選ぶのもおすすめです。

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