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トヨタ認定中古車のT-Value(ティー・バリュー)とは?全4プランの選び方をわかりやすく解説

t value

「T-Value」はトヨタの認定中古車のことを指しています。

しかし、具体的にそれがどんな中古車であるかはあまり知られていません。

じつはトヨタのT-Valueのようなディーラーの認定中古車は、以下のような人におすすめなのです。

「車の知識がないから中古車の品質が心配」
「購入後に保証がないのは不安…」

そもそもの認定中古車はディーラーの看板を背負った車両なので、普通の中古車販売店で買う車両とは品質に対する安心感が違います。

とくにトヨタの認定中古車、T-Valueは「3つの安心」を掲げており、他社と比べても一段階上の安心感を得られるはずです。

しかしT-Valueには、さらに細かく4つのプランが存在し、それぞれ内容や保証の範囲が異なります。

あなたの求める条件に合ったプランを選ぶためには、各プランの違いを理解しておく必要があります。

この記事ではチェックシートで簡単にT-Vlaueのプランが選べるように工夫しているほか、ネットで手軽にT-Valueの中古車を探す方法も解説します。

最後まで読めばあなたにピッタリのT-Value中古車が探せるようになっているはずです。

ぜひ最後までお付き合いください!

「T-Value(ティー・バリュー)」とは?

T-Valueとはトヨタの認定中古車のことを指す

T-Valueは中古車に不安を感じている人におすすめです。

T-Valueはトヨタの認定中古車であり、トヨタが品質にお墨付きを与えた中古車だからです。

とくに以下3つのポイントを売りにしており、消費者目線で安心感を徹底的にこだわっていることがわかります。

T-Valueの特長3つ

  1. まるごとクリーニング
  2. 車両検査証明書付き
  3. ロングラン保証

そして通常の「T-Value」を掲げた中古車の他に、ハイブリッド専用の「T-Valueハイブリッド」。

さらに厳しい7項目の基準をプラスした「T-Valueプレミアム」「T-Valueハイブリッドプレミアム」という、計4つのバリエーションが用意されています。

中古車はあたりはずれが多いため、一般の人には見極めが困難です。

その点、T-Valueは中古車に不安を抱えている人が安心して購入できるように、トヨタが「わかりやすさ」と「保証」を上手くサービスとしてまとめたものになっています。

それでは、

の3つの視点でさらにくわしく解説していきます。

【品質】トヨタの整備士による検査

安心できる1つ目のポイントは品質です。

修復歴やクルマの状態を正しく評価できる「トヨタ認定車両検査員」が、1台1台丁寧に検査をしています。

この検査で品質を担保できないと判断された車両はT-Valueを掲げることができません。

この検査こそがT-Valueの価値の根源であるといっても過言ではありません。

表示項目・方法・運用体制などは一般社団法人 自動車公正取引協議会による監修です。

さらに一般社団法人 日本自動車査定協会から定期検査も受けるなど、第三者機関も介在させています。

組織体制から安心・安全を追求していることがうかがえます。

そのような体制の下で、T-Valueの中古車は全車に車両検査証明書が付与されています。

T-Valueの中古車にはすべて車両検査証明書が付与されている

画像引用:GAZOO「車両検査証明書 評価点(総合評価)の見方について」

総合評価は10段階、内外装は5段階で評価されており、サイトを見ればどのような判断基準で点数付けされているのかがわかるようになっています。

この「わかりやすさ」というのも不安を拭い去る上では大切なポイントです。

かなり細かく厳しめに点数が付けられているので、一度見てみるとより安心感が増すでしょう。

この品質があるからこそ、保証も手厚いものになっています。

【保証】最低でも1年・最長3年の保証

T-Valueの中古車はメーカーや年式にかかわらず、1年間の無料保証が付いています。

特筆すべきはその内容です。

T-Valueの保証内容

  • 走行距離無制限
  • 60項目、5,000部品が対象
  • 搬送・引取費用、臨時宿泊費用・臨時帰宅費用まで保証

これらは一般的な中古車と比べると、とても手厚いものになっています。

まず普通の中古車販売店だと保証は1ヵ月1,000km、もしくは3ヵ月3,000kmがいいところでしょう。

店舗によっては保証無しで販売しているところもあります。

それに比べると1年間、かつ走行距離無制限は圧倒的に長いとわかります。

また対象である60項目、5,000部品というのも魅力です。

とくに故障する可能性が高いエアコンまで保証対象になっているのが、T-Valueの素晴らしい点といえます。

ホンダや日産の認定中古車ではエアコンが対象に含まれていないので、他社と比べても充実しているという印象です。

故障に伴う付随費用も保証の範囲となっているのも嬉しいポイントですね。

このあたりの費用は、契約しているJAFや任意保険でも一定範囲が無償保証に含まれています。

ただ旅先など遠い場所でのトラブルではオーバーすることもあるでしょう。

カバー範囲が広がることは大きなメリットです。

「ロングラン保証α」で延長も可能

加えて、T-Valueでは別途料金をプラスすることで保証期間を延長することができる、「ロングラン保証α」も用意されています。

「+1年」と「+2年」のプランがあり、最長で計3年の保証が付きます。

料金は排気量によって異なるので、くわしい料金は販売店に確認しましょう。

例として『アクア(1500cc以下)/C年式(前5・6年式)/+1年間延長』が約1~1.5万円と紹介されているので、かなり安価な設定といえます。

これくらいの費用であれば加入して損は無いでしょう。

【清潔さ】シートの内側まで徹底的に洗浄

T-Valueの中古車は清潔さにもこだわっています。

それは「まるごとクリーニング」という、徹底した洗浄が行われているからです。

すべてのシートを外し、見えない部分や手の届かない部分まで清掃されるほか、シート自体も専用の機器でクリーニングされます。

さらにエンジンルーム内まで洗浄する徹底ぶりなので、これで不満がでることはまずないでしょう。

ここまでくると、ユーザー自身ではまずできないレベルです。

一般的な中古車では使用感に抵抗がある人でも、T-Valueの中古車は一見する価値があると思います。

ちなみに「まるごとクリーニング」はベーシックな「T-Value」を含む全車で施行されています。

続いては、さらにその上の「T-Valueプレミアム」や「T-Valueハイブリッド」がどう違うのかという点について解説していきます。

チェックシートで簡単にわかる!T-Valueのプラン選び

T-Valueのプランのうちどれを選べば良いか迷う人へ向けてチェックシートを用意した

先述した通り、T-Valueでは4つのプランが用意されています。

ベーシックな「T-Value」から、ハイブリッド専用の「T-Valueハイブリッド」。

そして、さらに厳しい7項目の基準をクリアしたものにはプレミアムの名が付与されます。

それぞれ「T-Valueプレミアム」「T-Valueハイブリッドプレミアム」としています。

まずはどのプランがあなたに最も適しているかがわかるチェックシートを作成しました。

ぜひこちらの診断をした上で、対象プランを読み進めてください。

T-Valueには4つのプランがあり、そのどれを選ぶのがベストなのかは自分が中古車に対して求めるものによって異なるため、簡単にプランを判断できるチェックシートを用意した。

【結果はコチラ】T-Valueのプラン4つ

上のチャートで出た結果は以下の通りです。

  1. T-Value
  2. T-Valueハイブリッド
  3. T-Valueプレミアム
  4. T-Valueハイブリッドプレミアム
  5. 一般的な中古車

「自分にはどのプランが合っているのか」がわかれば、より理解も深まり納得感も増すはずです。

次章よりそれぞれのプランが「どう違うのか」「どれを選べば良いのか」解説していきます。

1.T-Value:ベースとなるプラン

ベースとなるT-Valueは

「一般的な中古車の保証に不安を感じる」
「より安心できる中古車がほしい」

といった人におすすめです。

先にご紹介した、以下3点が網羅されています。

「T-Value」のおもな内容

  • まるごとクリーニング
  • 車両検査証明書付き
  • ロングラン保証

中古車はどうしても買い手側のリスクが大きくなりがちです。

これは売り手である中古車販売店のほうが圧倒的に多くの情報を持っているので、仕方の無い部分でもあります。

買い手は現車を確認し自分で必要な情報を得るか、売り手を信じて買わなければなりません。

この点から考えても、車両検査証明書で情報が開示され品質を裏付けする長い保証が付いていることは大きな安心に繋がるでしょう。

そもそもがトヨタというブランドの名の下に「お墨付き」が与えられ販売されている車両なので、信頼性も抜群です。

過去に中古車購入で失敗した人から初めて中古車を買う人まで、幅広い人におすすめすることができます。

2.T-Valueハイブリッド:ハイブリッド車特化のプラン

T-Valueハイブリッドは「安心できるハイブリッド車が欲しい」というニーズにピッタリのプランとなっています。

ベースとなるT-Valueから「U-Carハイブリッド保証」「ハイブリッドシステム診断書」の2つが追加されています。

「T-Valueハイブリッド」の主な内容

  • まるごとクリーニング
  • 車両検査証明書付き
  • ロングラン保証
  • [追加]U-Car ハイブリッド保証
  • [追加]ハイブリッドシステム診断書

「U-Carハイブリッド保証」は通常のロングラン保証とは別の、ハイブリッド機構専用の保証という位置付けです。

保証期間は「初年度登録年月から10年目まで」、もしくは「3年間」のいずれか長いほう(※但し、累計走行距離が20万kmまで)となっています。

たとえば5年落ちのアクアを買ったとしましょう。

そうすると、

  • 車両全体は走行距離無制限の1年保証(※ロングラン保証αに入らなかった場合)
  • ハイブリッド機構だけは5年(※累計走行距離20万kmまで)の保証が付く

といった内容になります。

こちらもかなり充実していますね。

それに併せハイブリッドシステム専用の診断書も発行されるので、納車時点での状態もバッチリです。

複雑な機構を持つハイブリッド車でも、ガソリン車と同等の安心を得られる中古車がこのT-Valueハイブリッドです。

3.T-Valueプレミアム:高品質・長期保証プラン

T-Valueプレミアムはズバリ、新車のように乗りたい人にはピッタリのプランとなっています。

T-Valueの主な内容である以下3つに加えて、さらに厳しい7項目の基準がプラスされています。

「T-Value」のおもな内容

  • まるごとクリーニング
  • 車両検査証明書付き
  • ロングラン保証
追加項目 補足説明
初年度登録から5年未満
走行距離5万km未満
ミディアムクラス以上のトヨタ車
 or
全レクサス車
シエンタやプリウス以上の車格
車両検査証明書4点以上 「キズ、凹みが少なく、全体的に良好な状態」以上
ロングラン保証2年 標準でロングラン保証αのプラス1年付与
ワンオーナー
 or
試乗車
多くは記録簿(整備記録)がしっかり残っている
最新ナビソフト

とくにポイントは「ワンオーナー or 試乗車」という点です。

恐らくディーラーでずっと管理してきた車両で、素性がよくわかっているのでしょう。

ロングラン保証を標準で付けられるのも納得です。

まさに中古車としては極上のもので、

「新車のように乗りたい」
「とにかく状態の良い中古車が欲しい」

という人におすすめのプランです。

4.T-Valueハイブリッド プレミアム:ハイブリッド車特化の上級プラン

T-Valueハイブリッド プレミアムは、「極上のハイブリッド車に乗りたい」という人向けのプランです。

その名の通り「T-Valueハイブリッド+T-Valueプレミアムが合わさったもの」で、これら2つのプランをすべて網羅しています。

「T-Valueハイブリッド」の主な内容

  • まるごとクリーニング
  • 車両検査証明書付き
  • ロングラン保証
  • U-Car ハイブリッド保証
  • ハイブリッドシステム診断書

に加えて、

「T-Valueプレミアム」の追加項目7つ

  1. 初年度登録から5年未満
  2. 走行距離5万km未満
  3. ミディアムクラス以上のトヨタ車 or レクサス車
  4. 車輛検査証明書4点以上の品質
  5. ロングラン保証2年
  6. ワンオーナー or 試乗車限定
  7. 最新ナビソフト付き

上記すべてを満たすとなるとかなり厳しい条件ですが、それでもさまざまな車種から選べるのもトヨタのハイブリッド車の魅力です。

5.一般的な中古車

最後に一般的な中古車をおすすめするのは、以下のような人です。

「一般的な中古車」がおすすめな人

  • 車についてくわしい知識があり、自分である程度状態の判断ができる人
  • 少しでも安価に車を手に入れたいと考えている人
  • トヨタ車以外を狙っている人

下の表を見てください。

保証期間 多くは「無し」
または1ヵ月
 or
1,000km
状態 アタリとハズレの差が大きい
清掃 基本は見える部分のみ
値段 ピンキリ
アフターフォロー 店舗ごとに異なる

このように店舗や車両ごとに異なる部分が多く、やはり素人が手を出すにはリスクが高いと言わざるを得ません。

ただそんな一般的な中古車でも、ポイントさえ抑えれば失敗のリスクを減らせます。

より良い中古車を選ぶ方法

良い中古車を買うためのチェックポイントは以下4つです。

いい中古車選びのチェック項目4つ

  1. 整備記録(記録簿)が残っている
  2. 店員さんが信用できそうか
  3. 鑑定書付きの車両を選ぶ
  4. 不安な場合は延長保証に入る

まずはその車の素性がわかるかどうかがとても大切です。

直近までの整備記録(記録簿)がしっかりと残っていたら、良い車両である可能性が高いです。

もし整備記録が無く自分で状態を判断することが難しい場合は、鑑定書付きの車両を選ぶといいでしょう。

これはグーネットやカーセンサーといった中古車情報サイトが仲介し提供しているサービスで、中古車販売店が第三者機関に鑑定を付けてもらうことができるというものです。

この鑑定書付きのものであれば、リスクを最小限に減らせます。

それでも不安な場合は延長保証を付けましょう。

こちらもグーネットやカーセンサーが提供しているものを、店頭で加入することができます。

こうして見るとT-Valueはこれらをほぼサービスとして網羅していますが、もちろんデメリットもあります。

T-Valueのデメリット

それは以下2点です。

T-Valueの注意点2つ

  • 価格設定が高め
  • トヨタ車以外がほとんど無い

逆を言えばこの2点が許容できない場合は、一般的な中古車から選ぶことをおすすめします。

ここまでT-Valueの4つのプランについて詳しくご説明しました。

続いて、T-Valueの中古車を探すことができるサイト「GAZOO」についてご紹介します。

「GAZOO」でT-Valueの中古車が探せる

GAZOOではネットからT-Valueの中古車を探すことが可能

ここまで紹介してきたT-Valueの中古車は、「GAZOO」というウェブサイトから探すことができます。

GAZOOとはトヨタが運営している車の総合情報サイトで、クルマとITの融合を図っているe-TOYOTA事業の1つです。

もちろん、グーネットやカーセンサーといった中古車情報サイトにもT-Valueの中古車は掲載されていますが、それだけを検索するこはできません。

GAZOOではT-Valueを含めた認定中古車をすべて探せるようになっているうえに、T-ValueハイブリッドやT-Valueプレミアムといった対象車種だけに絞ることもできます。

是非こちらから探してみてください。

「GAZOO」での検索方法

GAZOOでの探し方は以下の通りです。

1.GAZOOトップから「中古車」をクリック

トヨタが運営する車情報サービス「GAZOO」で、T-Valueの検索が可能。

画像引用:トヨタ自動車のクルマ情報サイト「GAZOO」

トップページ上部のサイト名すぐ真下にある「中古車」の文字をクリック。

2.「T-Valueのクルマ」から好きなプランを選択

GAZOOでT-Value対応の中古車を探すには条件指定の項目からT-Valueのプランを選択する。

画像引用:GAZOO「中古車検索画面」

中古車の検索画面に移ったら左側にある条件指定から「T-Valueのクルマ」という項目横の「指定なし」と記載されているプルダウンをクリック。

記事前半で紹介したプランが表示されるので、その中から目的のプラン名を選択しましょう。

その他、車種や地域、価格などでも絞り込むことができます。

T-Valueの凄い部分が一通り分かったところで、最後のまとめに入りましょう。

【まとめ】T-Valueは中古車を長く安心して乗れる!

この記事ではT-Valueがどんなものなのか?というポイントから、あなたにピッタリのT-Valueのプラン、そして具体的な調べ方までをご紹介しました。

中古車購入に対する不安や不満を、T-Valueのサービスがいかに拭い去ることができているかがおわかりいただけたと思います。

T-Valueは中古車選びに自信がない人には、とくにおすすめできるサービスです。

ぜひ一度、T-Valueの車両を探してみて、他の中古車と何が違うか比較してみるようにしましょう。