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高コスパのミニバン中古車を探すポイントと、おすすめ車種を紹介

ミニバン 中古

「家族も増えたしミニバンがほしい」
「友人も乗せて出かけるし人も荷物も載せたい」

など、さまざまな理由でミニバンは根強い人気を誇っています。当然、人気のボディタイプのため多くの車種が存在します。

中古車市場にも多く出回っていることから、「どうせならできるだけ安くミニバンを購入したい」と考える人も少なくないはずです。

しかし長距離を走ったり、たくさん荷物を載せたりする中古のミニバンは、選び方を間違えると故障や不良で手間もお金もかかってしまうことに…。

購入時の価格だけではなく、今後のライフステージや用途に合った特徴をもつミニバンを選ばないと使い勝手が悪く、お得な買い物はできません。

要は、自分に合ったミニバン選びが大切なのです。

そこでこの記事では人気の車種を紹介するとともに、ミニバンの中古車選びのポイントと、筆者おすすめの車種を一挙に解説します。

この記事でわかること

自分にぴったりのミニバン車種をみつけられ、すぐに具体的な購入の検討に移れるようまとめました。

早く具体的な車種が知りたい、という人は上の「コスパ / 低燃費 / …」のうち気になるキーワードから先にご覧ください。

新車ミニバンの販売ランキングから人気車種を解説

新車のミニバンでは、どういった車種が売れているのか解説します。

ミニバンの販売台数と新車価格を下記の表にまとめたので、ご覧ください。

車種名
(メーカー)
販売台数(台) 新車価格
1位セレナ
(日産)
93,952 233.1~357.2万円
2位シエンタ
(トヨタ)
85,020 177.6~231.4万円
3位ヴォクシー
(トヨタ)
84,265 246.6~325.2万円
4位
フリード
(ホンダ)
78,243 188~285.2万円
5位
アルファード
(トヨタ)
54,206 337.6~737.2万円
6位
ステップワゴン
(ホンダ)
52,913 245.6~371.6万円
7位
ノア
(トヨタ)
52,836 246.6~325.7万円
8位
エスクァイア
(トヨタ)
37,351 267.5~318.6万円
9位
オデッセイ
(ホンダ)
15,516 298~365.3万円
10位
デリカD:5
(三菱)
12,191 240.8~429.8万円

※参照:自動車販売協会連合会が公開する2018年1月~12月のデータより

注目すべきはセレナ、ヴォクシー、ステップワゴンなど、中型サイズのミニバンがランキングに多く含まれていることです。

室内が広い割にボディは控えめ(5ナンバーサイズ)なので、都市部でも郊外でも楽に運転できることが魅力です。

中古で中型サイズのミニバンを選ぶなら、セレナがおすすめです。

販売台数が多いということは中古車在庫も多く、選択肢が豊富で価格も手頃になっているからです。

ミニバンの人気車種やおすすめの車種が知りたい人はこちらの記事も併せてご覧ください。

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家族向けの強いミニバン。しかしじつはアクティブな趣味使いにも、走りを楽しむセダンライクな使い方も…車種の特徴は千差万別。この記事ではデザインや価格で選びがちなあなたに向けて、特徴をふまえて最適なミニバンを選ぶためのとっておきの情報を解説。

ここでは新車で人気のミニバンをご紹介しました。

次はミニバンを中古で探す場合に押さえておきたい「4つのポイント」を解説します。

中古でミニバンを探すポイント4つ

この章では、ミニバンの中古車を探す場合に知っておくべきポイントを紹介していきます。

車種に関係なくこれらのポイントを押さえておくことで、購入後にトラブルが続出して多額の出費を支払うようなリスクを回避することができます。

中古でミニバンを探すポイントは、以下の4つです。

下記より、詳しくみていきましょう。

ポイント1:走行距離「1年で1万km」が目安

走行距離は1年で1万kmを目安に、車の状態をしっかりと確認しましょう。

中古車市場において一般的に、中古車の走行距離の目安は年間1万kmとされているからです。

つまり、新車登録から3年が経過していれば3万km、5年経過なら5万kmが目安になるわけです。

中古車では年式の割に走行距離が少ない車は、走行距離が多い車に比べて価格が高く設定されていることがほとんどです。

しかし、10年落ちで2万kmなど極端に走行距離が少ない車は長年放置されていた可能性があります。

放置されていたということはメンテナンス不足であるリスクが高くなります。

中古車はその場で目に見えた故障部分がなくても、あとから故障や不良個所が出てくることもあります。

年式の割に走行距離が少ない車を検討する場合は、

  • エンジン音に異常がないか
  • 整備記録をみて定期的にメンテナンスされてきたか

といった部分を中心によく確認することをおすすめします。

ポイント2:修復歴車や水没車・雪害車は避ける

修復歴車や水没車・雪害車は、絶対に避けてください。

これらは、走行上の安全にも関わるうえに購入後に思いもよらぬトラブルを招きかねないからです。

修復歴車は車体の重要なフレームに大きな損傷があってもわかりにくく、走行に支障をきたす恐れがあります。

水没車は電気系統、雪害車は足回りにダメージを負っていることが多く、時間が経つにつれて症状が次々に現れるというリスクがあるのです。

さらに詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

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中古車販売サイトなどで中古車を探していて、好きなモデルだし価格も安いと思ったら『修復歴あり』と書かれていたという経験はありませんか。今回は修復歴車の定義、そのリスク、見分け方をわかりやすく説明していきます。

こうした中古車の価格は安く設定されていますが、購入後に多くのトラブルを引き起こす可能性がありおすすめできません。

ポイント3:最低でも半年以上の保証をつける

たとえ中古車であっても、半年以上の保証がついた車両を選びましょう。

中古車の不具合箇所がひと通り出尽くすのに半年は必要で、それ以上の期間保証を選ぶべきです。

車についてくわしくない人や女性は、中古車の品質に不安を持っている人もいると思います。

心配な人は新車に近いサービスが受けられる「認定中古車」のような、信頼できる車両を選ぶと良いでしょう。

購入時の品質が良いのはもちろん、購入後のメンテナンスコストをおさえることも可能です。

認定中古車についてくわしく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。

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「認定中古車」ってよく聞くけど、どんな特徴があるのかよくわからないですよね。単なる中古車より「何となく良さそう」とは思うものの具体的に説明できない人も多いです。この記事では認定中古車の特徴や新車・通常の中古車とどう違うのかがくわしく解説しています。

保証がない車でも販売店のオプションとして有料でつけられたり、中古車検索サイト独自の保証に加入できたりもします。

それらを活用することもおすすめです。

ポイント4:カラーによっても価格が変わる

車種だけでなく、カラーでも価格が変わることがあります。

不人気車種を選ぶことで相場よりも安く購入できることもありますが、カラーも同様です。

不人気色を選ぶことで同型の車種よりも、安く購入することができるのです。

具体的にいうと、ブラックやホワイトなどは人気が高いですが、ブルーやレッドなどはあまり人気がありません。(車種によっては例外もある)

実際に同じ条件のフリード(1.5ハイブリッドG、2017年式以降、1万km以内)の最安値の車両を検索すると、レッドは205.9万円、ホワイトは219.9万円でした。

カーセンサーに掲載の「フリード」、ボディカラーは赤。本体価格205.9万円。

カーセンサーに掲載の「フリード」、ボディカラーは白。本体価格219.9万円。

画像引用:カーセンサー(フリード検索結果)
※画像の車両は掲載が終了している可能性があります

ボディカラーにこだわりがなく、乗りつぶすつもりでりう人なら、不人気色を選ぶことで安く購入できおすすめです。

一方で数年したら下取りに出す予定がある人は次の査定結果にも関わるため、よく検討して選びましょう。

ここまでは、ミニバンを探す4つのポイントについてお話しました。

少しでも良い車両を安く購入できるよう、ポイントを押さえて賢く中古車を探すことが大切です。

4つのタイプ別おすすめのミニバン

この章では、以下4つのタイプ別におすすめのミニバンをご紹介します。

自分の要望に合った項目から見ることをおすすめします。

順に紹介していきます。

一番気になるのは価格!安くてコスパの良いミニバン【4選】

やはり中古車を検討するなら価格は安いほうが良いですよね。

次の車を買うまでのつなぎにするにしても、価格は抑えつつよく走る車を選びたいもの。

コストパフォーマンスの良いミニバンのおすすめは以下の4車種です。

コスパ抜群のミニバン【4選】

  1. ステップワゴン
  2. セレナ
  3. ノア
  4. アイシス

順番に解説していきます。

(1)ステップワゴン(ホンダ)

ステップワゴン

ステップワゴンは、1996年から販売されている中型サイズのミニバンです。

ライバルとして名前があがるのはヴォクシーやセレナですが、ステップワゴンの良さは仕様のバリエーションが豊富なことです。

  • 7人乗りと8人乗り
  • ガソリン車とハイブリッド車
  • 安全装備「Honda SENSING」の搭載・非搭載
  • 2WD・4WD

など、予算や都合に合わせて選ぶことができます。

ただし、ハイブリッド車だけ選択肢が少なく、8人乗りや4WDの設定がない点に注意しましょう。

FF(※)レイアウトのミニバンを定着させた車種で、5ナンバーサイズを基準にした背の高いボディが大きな特徴です。
※FF…フロントエンジン・フロントドライブ。前輪駆動車のこと。

2015年に5代目モデルが登場したあと、2017年にはマイナーチェンジが行われています。

新車価格
(「B」グレード)
245.6万円
中古車価格(※1) 98万円~436.2万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
4,690×1,695×1,840~1,855(mm)
車両重量 1,620~1,720kg
定員 7~8名
排気量 1,496cc
燃費
(カタログ値)
15.4~17km/L
燃費(実燃費) 11.6km/L

※1:2019年1月現在

(2)セレナ(日産)

日産 セレナ

セレナは、1991年から販売されている中型サイズのミニバンです。

セレナならではの特徴として「スクラッチシールド」という塗装もそのひとつとして挙げられます。

軟質樹脂を配合したクリアー塗装を採用することで、洗車での擦りキズや引っ掻きキズ程度なら、時間の経過とともに修復するという優れものです。

2016年に6代目モデルが登場し、先進の運転支援システム「プロパイロット」が搭載されたことで話題を集めました。

ただし中古車でも200万円を超えるため、プロパイロット搭載車はまだ手が届きやすい価格とはいえません。

とはいえ、先進技術であるプロパイロットがない車のほうが一般的なので、非搭載車を選ぶメリットが下がるわけではありません。

ライバル車にはステップワゴン、ヴォクシーなどがあります。

新車価格
(「X」グレード)
250.4万円
中古車価格(※1) 148万円~436.9万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
4,690×1,695×1,865~1,875(mm)
車両重量 1,630~1,780㎏
定員 7~8名
排気量 1,997cc
燃費
(カタログ値)
15.8~17.2km/L
燃費(実燃費) 9.7~10.1km/L

※1:2019年1月現在

(3)ノア(トヨタ)

トヨタ ノア

ノアは2001年から販売されている中型サイズのミニバンです。

ノアの大きな特徴はベース車両(カスタムしていない車両のこと)でも見栄えがいいことです。

姉妹車のヴォクシーはカスタムされることを前提にデザインされていますが、ノアはメッキグリルの採用などによってノーマルでも豪華な印象があります。

3代目モデルは2014年に登場し、2017年にはマイナーチェンジが行われました。

ライバル車にはセレナステップワゴンがあります。

ただし、ライバル車と比べ新車販売台数が少ないので、中古車市場でもそれほど台数は多く出回っていない点は理解しておきましょう。

ノアとライバル車の新車販売台数

  • ノア:3,077台
  • ヴォクシー:5,320台
  • セレナ:6,390台
  • ステップワゴン:4,422台

中古のノアを購入するなら根気よく探す必要がありますが、見つかれば人とかぶりにくい車種ともいえます。

新車価格
(「G」グレード)
277.3万円
中古車価格(※1) 114万円~404万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
4,695×1,695×1,825~1,865(mm)
車両重量 1,570~1,650kg
定員 7~8名
排気量 1,986cc
燃費
(カタログ値)
15.0~16km/L
燃費(実燃費) 9.1~11.1km/L

※1:2019年1月現在

(4)アイシス(トヨタ)

トヨタ「アイシス」アーカイブ

画像引用:トヨタ「現在販売していないクルマ|アイシス」

最後に、価格をおさえたい人向けに4つめの選択肢として、アイシスをおすすめします。

2004年から販売されていた車種で、ミニバンのカテゴリに分類されるため広い室内やスライドドアといった特徴をもっています。

7人乗りしか設定されていないので、8人乗りの購入を考えている場合は注意しましょう。

2007年にマイナーチェンジをむかえたあと何度か一部改良が行われましたが、一度もフルモデルチェンジをむかえることはありませんでした。

2017年に生産終了をむかえたことで中古車価格は値崩れしていて、3年落ちの認定中古車でも100万円を切るものもあります。

ただし、高年式車は生産台数が少なかったため、1~3年落ちの個体も多くはありません。(2019年1月時点で45台)

こちらも根気よく探す必要がありますが、人と違う車が良くて購入時期の余裕がある人はぜひ検討してみてください。

新車価格
(「G」グレード)
226.5万円
中古車価格(※1) 4.8万円~235万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
4,635×1,695×1,640(mm)
車両重量 1,440kg
定員 7名
排気量 1,797cc
燃費
(カタログ値)
13.6~15.4km/L
燃費(実燃費) 9.5~10.1km/L

※1:2019年1月現在

維持費を抑えたい!燃費の良いミニバン【3選】

いくら購入費用を抑えても、日々の燃料費やメンテナンスにお金がかかるようでは意味がありません。

低燃費で壊れにくい維持費がかからない車が理想です。

ここでは燃費の良いミニバンのうちとくにおすすめなの3車種を紹介します。

低燃費でおすすめのミニバン【3選】

  1. シエンタ
  2. フリード
  3. ジェイド

それぞれ順番に特徴を解説していきます。

(1)シエンタ(トヨタ)

トヨタ シエンタ

シエンタは、2003年から販売されているコンパクトサイズのミニバンです。

2代目モデルは2015年に登場し「トヨタ最小ミニバン」という異名をもつ小さなボディが大きな特徴です。

シエンタの大きなメリットは、ミニバン随一といわれる燃費の良さです。

ハイブリッド車なら28.8km/Lという軽自動車並みの数値を叩き出します。

薄型燃料タンクを採用してセカンドシート下に搭載することで、低床設計にもなっています。

一方で、シエンタはパワー不足が指摘されています。

最高出力はシステム(エンジン+モーター)で100psしかなく、ライバル車であるフリードのハイブリッドはエンジンだけで110psを発生(モーター29.5ps)させます。

走行性能を重視する人にはフリードをおすすめしますが、日常のなかでの使い勝手や燃費性能の良さは断然シエンタをおすすめします。

新車価格
(ハイブリッドG)
238万円
中古車価格(※1) 89.9万円~455.9万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
4,260×1,695×1,675mm
車両重量 1,380kg
定員 7名
排気量 1,496cc
燃費
(カタログ値)
28.8km/L
燃費(実燃費) 18.4km/L

※1:2019年1月現在

(2)フリード(ホンダ)

ホンダ フリード

フリードは、2008年から販売されているコンパクトミニバンです。

フリードの良いところは、燃費性能と走行性能が両立していることです。

ライバル車のシエンタと比べて、燃費こそ若干見劣りしてしまいますが、その分走行性能はフリードに分があります。

ただし、6人乗りは7人乗りに比べて大きな荷物を積めないので、自分の用途にあわせてしっかりと選ぶことが大切です。

また2代目モデルは2016年に登場し、小さなボディサイズでありながら3列目シートを備えていることも特徴のひとつです。

新車価格
(ハイブリッドGホンダセンシング)
249.6万円~251.7万円
中古車価格(※1) 48.8万円~205.8万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
4,215×1,695×1,715(mm)
車両重量 1,410kg
定員 6~7名
排気量 1,496cc
燃費
(カタログ値)
27.2km/L
燃費(実燃費) 16.8km/L

※1:2019年1月現在

(3)ジェイド(ホンダ)

ホンダ ジェイド

ジェイドは、2013年から販売されているミニバンです。

ジェイドにはハイブリッド車とガソリン車の2種類が用意されているのですが、特筆すべきはガソリン車の燃費です。

搭載される直噴ガソリンターボエンジンは、排気量をきめ細かくコントロールして燃焼効率の良い領域を維持・拡大することで、燃費性能を向上させました。

低回転時から力強い加速を得ながらも、18km/Lという燃費性能を実現しています。

中国を主な市場としつつ他の地域も視野に入れて開発された世界戦略車で、ホンダのオデッセイとストリームを統合した車種という位置づけです。

2018年には、初のマイナーチェンジをむかえています。

注意すべき点はジェイドの定員が5~6名だということです。

乗車人数と燃費の良さにこだわるなら、シエンタフリードを選んだほうが良いでしょう。

新車価格
(G・Honda SENSING)
239.8万円
中古車価格(※1) 114.9万円~304.8万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
4,660×1,775×1,530(mm)
車両重量 1,430kg
定員 5~6名
排気量 1,496cc
燃費
(カタログ値)
18km/L
燃費(実燃費) 12.7km/L

※1:2019年1月現在

ファミリーにおすすめ!使い勝手抜群なミニバン【3選】

家族で利用する場合、日常の買い物や送り迎えや休日のおでかけなどの使い分けがあると思います。

それだけでなく、子どもの成長にともなってライフスタイルが変化することもあり、車もさまざまなシーンに対応できるものがベストです。

そこで、「使い勝手」に着目しおすすめのミニバンを3車種選びました。

セレナ・ステップワゴンはすでにご紹介していますが、「使い勝手」という観点での解説をしています。

順に説明していきますので、参考にご覧ください。

(1)セレナ(日産)

日産 セレナ

すでに「コスパの良いミニバン」でご紹介したセレナですが、使い勝手の良さを強烈に後押ししているのはやはり「プロパイロット」です。

ドライバーに代わってアクセル、ブレーキ、ステアリングを自動で制御し、ステアリングを握るだけで車間距離や走行位置を調整。

旅行などの長距離移動や渋滞時には、負担を大きく軽減してくれます。

これは自動運転レベル2に相当するのですが、ライバル車のヴォクシーステップワゴンにもここまで高度な自動運転技術は搭載されていません。

「自動運転レベル」とは?

ドライバーがどの程度運転操作をおこなう必要があるのかによって5段階で定義。
現在市販されているのはレベル3まで。

セレナの「レベル2」は部分自動運転ともいわれ、限定的な条件下でのみ運転操作をシステムが代行するもの。

また、狭い場所でもバックドアを開きやすくする「デュアルバックドア」が採用されるなど、ミニバン本来の機能が高いことも大きな魅力です。

ただし、地面からスライドドアのステップまでに高さがあります。

セレナは2段階のステップを採用していて、1段目は360mm、2段目は60mmです。(合計420mm)

ステップワゴンは390mm、ヴォクシーは360mmなので、ライバル車と比べて30~60mmほど高く(合計値で比較)なっています。

セレナは子どもやお年寄りからすると、多少乗り難さを感じるかもしれません。

新車価格
(「X」グレード)
250.4万円
中古車価格(※1) 148万円~436.9万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
4,690×1,695×1,865~1,875(mm)
車両重量 1,630~1,780kg
定員 7~8名
排気量 1,997cc
燃費
(カタログ値)
15.8~17.2km/L
燃費(実燃費) 9.7~10.1km/L

※1:2019年1月現在

(2)ヴォクシー(トヨタ)

トヨタ ヴォクシー

ヴォクシーは2001年から販売されているミドルサイズのミニバンです。

よく比較されるのはセレナステップワゴンですが、その中で最もステップ高が低いのがヴォクシーです。

そのため乗り降りが楽で子どもや年配の人を乗せる際も安心できるうえ、「パワースライドドア予約ロック機能」も使い勝手を高めています。

スライドドアが閉まりきる前に施錠を予約できるので、雨のときに濡れながらスライドドアが閉まるのを待つ必要がありません。

逆にライバル車と比べて見劣りするのは、安全装備です。

セレナやステップワゴンには用意されている緊急自動ブレーキがヴォクシーには用意されていません。(2019年1月の一部改良から用意)

事故回避や被害軽減のための機能を重視する人にはセレナやステップワゴンをおすすめします。

姉妹車であるノアとは違いやや角ばったスポーティなデザインが採用され、姉妹車の中では最も販売台数が多い車種です。

新車価格
(「V」グレード)
277.3万円~300.8万円
中古車価格(※1) 98.8万円~495.1万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
4,695×1,695×1,825~1,865(mm)
車両重量 1,570kg~1,660kg
定員 7~8名
排気量 1,986cc
燃費
(カタログ値)
14.8~16km/L
燃費(実燃費) 10.8~11.5km/L

※1:2019年1月現在

(3)ステップワゴン(ホンダ)

ステップワゴン

ステップワゴンの使い勝手を高めているのは2015年に登場した5代目モデル以降に搭載の「わくわくゲート」です。

テールゲートに横開き式のサブドアを組み合わせているため、縦向きにも横向きにも開けることができます。

縦だけの開閉では、後方にある程度広いスペースを要し、ドアが当たりそうなら車を前に移動させる必要があります。

わくわくゲートなら、狭い場所でも横向きに開閉すればスムーズに開閉できます。

また、人が出入りすることも可能なので、大人数が急いで乗り降りしたいときにも便利です。

ただし、ステップワゴンには床下収納がないというデメリットがあります。

ライバル車は3列目シートを跳ね上げる方式を採用していますが、ステップワゴンだけは唯一床下に格納する方式を用いているので、床下収納がありません。

収納力の高さを重視するなら、ステップワゴンは向いていないといえます。

新車価格
(「B」グレード)
245.6万円
中古車価格
(※1)
98万円~436.2万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
4,690×1,695×1,840~1,855(mm)
車両重量 1,620~1,720kg
定員 7~8名
排気量 1,496cc
燃費
(カタログ値)
15.4~17km/L
燃費(実燃費) 11.6km/L

※1:2019年1月現在

大人数でも快適に乗れるミニバン【3選】

大人数の乗車におすすめのミニバンは、以下の3車種です。

大人数が快適に乗れるミニバン【3選】

  1. ヴェルファイア
  2. エルグランド
  3. エスクァイア

下記から詳しくみていきましょう。

(1)ヴェルファイア(トヨタ)

トヨタ ヴェルファイア

ヴェルファイアは、2008年から販売されている大型サイズのミニバンです。

兄弟車であるアルファードには上品さや洗練さ、一方のヴェルファイアは力強さや先進性を打ち出しています。

ヴェルファイアの良いところは、多彩なエアバッグが標準装備されていることです。

運転席、助手席をはじめ、前席や後席のサイドを守るサイドエアバッグ、足元を守る二―エアバッグがあるので、後部座席に人を乗せることが多い人も安心です。

また、エルグランドやオデッセイといったライバル車に比べ室内の広さで勝っています。

ただし、これらの充実した装備・ゆったりとした車内空間を持つヴェルファイアは車体が大きく重く、排気量もまた同様なので燃費が良くありません。

燃料費という部分では短所を持つヴェルファイアですが、後部座席に座る人にもゆったりと過ごしてもらいたいならぴったりの車といえます。

新車価格
(「Z」グレード)
371.4万円~417.6万円
中古車価格(※1) 229.8万円~1,950万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
4,935×1,850×1,935~1,950(mm)
車両重量 1,920~2,260kg
定員 7~8名
排気量 2,493cc
燃費
(カタログ値)
11.6~12.8km/L
燃費(実燃費) 8.6km/L

※1:2019年1月現在

(2)エルグランド(日産)

日産 エルグランド

エルグランドは、1997年から販売されている大型サイズのミニバンです。

大きなボディサイズに似合う迫力のある外観デザインと充実した快適装備が特徴です。

エルグランドは快適性に特化した機能が豊富で、注目すべきは3列目シートです。

最近の主流であるはね上げ式ではなく、前倒し式の収納方法が採用されています。

これにより大容量の荷室が確保できるうえ、はね上げ式のように運転中に視界を遮ることがありません。

エルグランドのデメリットは、ライバル車と比べてモデルチェンジから時間が経過していることです。

プロパイロットなど、先進技術では同社のセレナの方が充実していますし、デザインも古くなってきた印象があります。

最新にこだわる人には向きませんが、安定した人気のあるエルグランドは内外装のカスタムも豊富です。

外観デザインやインテリアなどは自分好みに変えられるという意味では気にする必要はないともいえます。

新車価格
(250XG)
331.9万円~361万円
中古車価格(※1) 65万円~658.8万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
4,915×1,850×1,805~1,815(mm)
車両重量 1,900~2,080kg
定員 7~8名
排気量 2,488cc
燃費
(カタログ値)
10.4~10.8km/L
燃費(実燃費) 8.8~9.1km/L

※1:2019年1月現在

(3)エスクァイア(トヨタ)

エスクァイア

エスクァイアは、2014年から販売されているミドルサイズのミニバンです。

セレナステップワゴンといったライバル車に比べて上質な内装が採用されているほか、乗り心地も向上しています。

内装では、ノアヴォクシーのものとも違う専用のシートが採用されているうえ、インストルメントパネルなども高級感があります。

満員乗車でのシミュレーションを繰り返してボディ剛性の強化が図られたことにより、オンロードでの安定した走りを実現しています。

エスクァイアのデメリットは、価格がノアやヴォクシーと比べて20万円ほど高いことです。

はいえ、説明したとおり内装や使われているシートなどが上質なぶん、車内空間の高級感に払っていると納得できればおすすめです。

新車価格
(「Gi」グレード)
290.9万円~314.5万円
中古車価格(※1) 144.9万円~442.6万円
ボディサイズ
(全長×全幅×全高)
4,695×1,695×1,825~1,865(mm)
車両重量 1,570~1,660kg
定員 7~8名
排気量 1,986cc
燃費
(カタログ値)
14.8~16km/L
燃費(実燃費) 9.9~11.3km/L

※1:2019年1月現在

まとめ

ここまで新車ミニバンの人気ランキングから人気車種の傾向を解説するとともに、購入に際してのポイントも解説しました。

この記事でお伝えした内容を、もう一度おさらいします。

この記事のポイント

  • 新車では小型~中型サイズのミニバンが人気
  • 走行距離は「1年1万km」を目安に状態を確認
  • 中古車でも最低半年間の保証は必要
  • 修復歴車や水没・雪害車は避ける
  • 不人気色なら安く買えることがある

繰り返しますが、ミニバン選びで最も重要なのは「価格ではなく自分に合っているかどうか」です。

自分に合っていないと、維持費もスペースも持て余してしまうからです。

今回の記事を読んで乗りたい1台があれば、ぜひ一度中古車販売店へ行って確認してみてください。

中古車の選び方についてもっとよく知りたい人はこちらの記事も参考にしてみてください。

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失敗しない中古車の選び方!購入前に知っておくべき注意点
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