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中古ヴォクシーは「3代目前期型」がおすすめ!グレード構成も大解説

ヴォクシー 中古車

ヴォクシーはかっこ良くファミリーカーを乗りこなしたい人から人気のミニバンです。

5人乗りから8人乗りまで仕様がさまざまで使い勝手が良いうえに中古車相場がお手ごろなのも魅力です。

しかし、価格やデザインだけで決めてしまうと割高になってしまったり購入後すぐ故障して家計に大きなダメージとなることも。

そうならないためにも、この記事ではヴォクシー中古車を検討するときに役立つポイントをお伝えします。

この記事でわかること

中古車ではさまざまな年式やグレードが混在した状態で販売されています。

早い者勝ちな中古車購入において、好みに合う車両を少しでも効率的に見つけることはなによりも重要なポイントです。

あなたの理想に合う中古車の条件がわかり、迷いなく購入できるよう解説していきます。

ヴォクシーのグレード構成や年式による違いを解説

ヴォクシー新型イメージ

※画像引用:トヨタ「VOXY」

まずはヴォクシーとはどういう車か、また、どういうグレードやモデルがあるのか説明します。

ヴォクシーは5人から8人乗りのミニバンで、姉妹車にはノアやエスクァイアがあります。

2車種とのちがいは若年層向けに設定されている「鋭い印象のある若々しいデザイン」が採用されている点です。

そんなヴォクシーのグレードは、大きく3つに分けられます。

ヴォクシーのおもな3つのグレード

  • X:必要最低限のものが装備されている
  • V:Xより日常に便利な機能が加わっている
  • ZS:外観や内装に手が加えられたカスタムグレード

上位グレードのZSには、さらに2つの仕様が用意されています。

ZSの2つの仕様

  • 煌II(きらめき):メッキの加飾や塗装の追加などデザイン性を重視したドレスアップ仕様
  • GR SPORT:GRブランドの専用装備で足回りや剛性が強化されたスポーツ仕様

※煌IIは年式によって「煌」という名称が用いられる
※GR SPORTは年式によって「G’s」や「GR」という名称が用いられる

グレードが多くてややこしい印象もありますが、大きくは「X」「V」「ZS」の3種類です。

これらのグレードには、ハイブリッド仕様も設定されています。

では、グレード以外の具体的な特徴や年式による違いはどのようなものか、下記でくわしく解説します。

ヴォクシーの特徴

トヨタ ヴォクシー

ヴォクシーの特徴や魅力は、以下のとおりです。

ヴォクシーのおもな特徴

  • 実用的なファミリーカー
  • 空間効率が優れている
  • ミドルサイズのミニバン

ヴォクシーは低床設計やスライドドアが採用されており、実用性に長けています。

背が低い子どもや足腰が弱いお年寄りでも楽に乗り降りできて、隣の車にドアを当てる心配もありません。

とくに秀逸なのは、多彩なシートアレンジです。

乗車人数が少ないときは、超ロングスライドで広々とした足元が生まれます。

荷物が多いときは、後席を跳ね上げたりずらしたりすれば広い荷室のできあがりです。

カスタムグレード以外は5ナンバーサイズにおさまっているため、狭い道でも楽に乗ることができます。

このように、「室内は広く乗りやすい大きさ」であることが、ヴォクシーの大きな特徴です。

年式の違いによる変化

ヴォクシーの年式による違いは、以下のとおりです。

※スマホで以下の表が見づらい場合は画面を横にしてご覧ください

モデル 特徴
初代モデル
2001~2007年
(2004年)
・両側スライドドアを搭載
【MMC】
・4速ATからCVTへ変更
・5人乗り仕様を追加
2代目モデル
2007~2014年
(2010年)
・ワンタッチで折りたたみ、跳ね上げできるシートを採用
【MMC】
・2列目・3列目センター席にシートベルトとヘッドレスト追加
3代目モデル
2014年~
(2017年)
・力強い印象のある外観デザイン採用
【MMC】
・オートレベリング機能付LEDヘッドランプ採用

※()内:マイナーチェンジ(MMC)年
※MMC:マイナーチェンジの略

フルモデルチェンジだけでなく、マイナーチェンジによっても外観デザインや装備が大きく異なることがあります。

中古車を選ぶときは、マイナーチェンジ前後の変化に注意しておくと良いでしょう。

ここまでは、ヴォクシーのグレード構成や年式による違いについてお話しました。

次の章では、ヴォクシーが中古車市場ではどの程度で売買されているのかを解説します。

ヴォクシーの中古車相場を比較

中古車相場のイメージ

ヴォクシーの中古車相場は、以下のとおりです。

※スマホで以下の表が見づらい場合は画面を横にしてご覧ください

モデル 平均価格 相場 台数
初代モデル 26.9万円 1円~98万円 523台
2代目モデル 85.5万円 9.5万円~218.2万円 1,566台
3代目モデル 230.6万円 78万円~399.1万円 2,765台

※2019年10月カーセンサー調べ
※修復歴車は含まず

この中で一番のねらい目は3代目モデル前期型(2014~2017年)です。

後期型の登場で新車価格からは値崩れしていて、手が届きやすい価格帯だからです。

ひとつ前の2代目モデルもお手頃価格で入手できる点ではねらい目ですが、近々4代目モデルが登場するのではないかと予想されています。

よって、新型の登場を待ってから3代目前期型を買うのが一番のおすすめです。

3代目前期型と後期型には、機能や装備に違いがあります。

3代目前期型と後期型のおもな違い

  • スライドドアの施錠予約ができる
  • 空力パーツの追加やボディ剛性の向上、サスペンションの改良
  • ハイブリッド車には充電用USB端子2個つきのセンターコンソールボックスが付く

3代目前期型のおすすめグレードについては、下記で解説していきます。

ねらい目のグレードは3代目モデル前期型「ハイブリッドX」

コスパを重視する人には、3代目モデル前期型「ハイブリッドX」がおすすめです。

最たる理由はその「価格の安さ」にあります。

筆者がカーセンサーで調査したところ、ハイブリッドXの最低価格は100万円でした。

ガソリン車のXやVより安く、トヨタの認定中古車なので高価な駆動用バッテリーも保証されます。

またハイブリッドXはガソリン車のXと比べて装備が豪華です。

  • ハイブリッド車専用装備の例
  • ハイブリッド車専用のメーター
  • シフトレバー
  • オートエアコン など

ただし、ハイブリッド車には跳ね上がりのシートが備わっていません。

そのためシートアレンジを重視したい人はよく検討する必要があるでしょう。

ハイブリット仕様がおすすめの理由

ヴォクシー中古車を選ぶなら、ガソリン車よりハイブリッド車がおすすめです。

ハイブリッド車とガソリン車の価格差は新車より中古車のほうが小さく、装備や機能も優れているからです。

何より、燃費性能には大きな差があります。

燃費性能のちがい

  • ガソリンX:16km/L
  • ハイブリッドX:23.8km/L

ハイブリッド車のほうが、リッターあたり8kmも長い距離を走ることができます。

3代目モデル前期型のハイブリッド車には、4つのグレードが用意されています。

※スマホで以下の表が見づらい場合は画面を横にしてご覧ください

グレード 価格 台数
X 109.8万円~294.8万円 55台
V 139.9万円~324万円 303台
ZS 219万円~351.7万円 55台
ZS煌 209万円~371.6万円 138台

※すべて2WD車の価格
※2019年10月カーセンサー調べ(修復歴車は含まず)

市場での販売台数からわかるように、ハイブリッドXは他のグレードに比べて人気がないため安く買えます。

しかし、不人気ということは他グレードより下取り価格も安い傾向で購入時の選択肢も少なめです。

【裏ワザ】あえて人気がない色やグレードを選ぶ

人気色不人気色のイメージ

とにかく安くて状態のいいヴォクシーを手に入れるなら、人気のない色やグレードを選ぶと良いでしょう。

中古車の価格は需要と供給で決まっているのですが、人気のないカラーやグレードは需要が少なく安い価格で販売されるからです。

つまり、新しいモデルでも不人気色を選べば比較的安く買えるのです。

グレードは先述のとおりハイブリッドXがおすすめですが、カラーであれば緑や紫など(白や黒以外のもの)が不人気です。

実際、2014年式で6~7万kmのガソリン車Xで比較すると、緑は黒より41.3万円も安くなっていました。

一般的に紫は不人気カラーとされていますが、ヴォクシーの紫は深みがあり上品かつ落ち着いた色合いです。

流通台数が少ないので人とちがう車に乗りたい人には、おすすめのカラーともいえます。

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中古車でヴォクシーを探すときのチェックポイント

チェックポイントのイメージ
次はヴォクシーの中古車を探すときに押さえておくべきポイントや探し方を分かりやすく解説していきます。

中古車でヴォクシーを探すときのチェックポイントは、5つあります。

下記から順に、くわしくみていきましょう。

1.過走行の車両ではないか確認する

走行距離と年式のバランスが悪い車のイメージ

20万km以上走行しているようなヴォクシー中古車は、できるだけ避けるべきです。

部品の交換が多くなってしまい費用がかかってしまうからです。

とくにエンジンやミッションなどの主要部品は定期的なメンテナンスが施されていないと、不調や焼き付きを起こすことがあります。

分解整備や交換となると非常に高額で、30~100万円もの修理費用がかかります。

ハイブリッド車なら、駆動用バッテリーの交換は20~30万円もかかります。

また、5年落ちなのに走行距離が1万km未満のような、年式の割に走行距離が少ない車にも注意が必要です。

車は定期的に走行することで調子を保てますが、放置された車両や高負荷走行(※)は故障のリスクが高いからです。
※高負荷走行…毎回数kmだけの短い距離だけを走行すること

ヴォクシー中古車を購入するときは1年で5,000km~1万km走行している車両を選びましょう。

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2.事故車や修復歴車は選ばない

修復歴車のイメージ

事故車や修復歴車は相場より安く販売されていますが、購入すべきではありません。

車の重要な骨格に大きな損傷があれば、走行に支障をきたしてしまう恐れがあるからです。

最悪の場合、大きな事故を起こしてしまう危険性もあります。

カーセンサーなどの検索サイトで探すときは、車両情報に掲載されています。

最初から避けて検索するときは、条件の選択画面で「修復歴なし」にチェックしておくと良いでしょう。

修復歴なしのイメージ

※画像引用:カーセンサー

また、実際には修復歴があるにも関わらず「修復歴なし」となっている車両を見極めるためのポイントは以下の通りです。

修復歴を見極めるポイント

  • 各パーツの隙間が左右あるいは上下で均一になっているか
  • 塗装の色合いは均一か
  • ボンネットに取り付けられたボルトの塗装がはがれていないか

修復技術の発達により修復歴車の見極めは困難といわれていますが、少なくとも上記のように「修復歴あり」がわかるような車両は避けておいたほうが無難です。

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3.水没車や塩害車は避ける

水没歴のある車のイメージ

ヴォクシー中古車を購入するとき、水没車や塩害車にはとくに注意が必要です。

購入時に異常がなくても、時間の経過とともに「臭い」「錆び」「電気系統」に異常が起きてくる場合がほとんどです。

水没後にシート交換や室内清掃を行っていない車両は、シートにカビが浸食していき異臭を放ちます。

錆びは少しずつ浸食していくので、最初はわからないほど小さくても気が付いたころには大きく広がっている可能性があります。

また電気系統は、購入後しばらくは問題なく使えても半年から1年後に故障が発生するケースもあります。

具体的には、エアコン、エンジンコンピューター、エアバッグコントローラー、オーディオなどです。

水没車や塩害車は修復歴車とはちがい表示されていないので、自分で見分ける必要があります。

チェックすべきポイントは、以下のとおりです。

水害車や塩害車を避けるためのチェックポイント

  • 車内の臭い(エアコン、シートなど)
  • シートやマットの下の汚れ
  • シートベルトの変色(すべて出し切る)
  • 錆びの確認(エンジンルームや足回り)

最悪の場合は新車並に高額な修理代がかかってしまう場合があるので、水没車や塩害車を選ばないようにしましょう。

4.保証がついている車種を選ぶ

保証付中古車のイメージ

保証期間が長く、保証範囲が広い「メーカー系の認定中古車保証」がおすすめです。

一般的な販売店の保証(販売店保証)は、保証期間が「3ヶ月または3,000km」で保証範囲はエンジンやミッションなど「走行に重要な機構」に限定されてしまいます。

ヴォクシーの場合は、トヨタの認定中古車制度である「T-Value」があります。

T-Valueとは画像引用:GAZOO「T-Valueについて」

このT-Valueは室内の清掃・消臭や評価制度だけではなく、保証も充実しています。

メーカー・年式や走行距離を問わず1年間の保証がつき、有償で2年間の延長が可能な場合もあります。

保証があれば、駆動用バッテリーやモーターなどに異常があっても所有者は少ない負担で修理できます。

そのため、ヴォクシー中古車を購入するときは、認定中古車を選ぶと良いでしょう。

5.車検が残っているか確認する

車検が残っている中古車のイメージ

車検が残っているかも、中古車選びの重要なポイントです。

中古車購入時に車検を受けると、諸費用が大きく膨れてしまうからです。

車検費用はたとえ軽自動車でも高額で、ヴォクシーなら10万円前後が相場です。

つまり、200万円で車検つきのヴォクシーと195万円で車検なしのヴォクシーがあった場合、200万円のものがお得ということになります。

車検の有無のイメージ

また、中古車検索サイトの車両情報には「車検2年付」「車検整備付」と表示されるものもあります。

こちらは車検にかかる費用が含まれているわけではなく、車検が2年分付いていたり残っていたりするわけでもありません。

「車検に通すために必要な整備費用が含まれている」という意味なので、注意が必要です。

車検有無

※画像引用:カーセンサー

車検を重視して中古車選びをする必要はありませんが、同じ条件の比較なら車検つきのほうがお得です。

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まとめ

ヴォクシー中古車を検討するときのお得情報やねらい目が分かり、購入する判断ができるような内容をお伝えしました。

これまでの内容を端的にまとめると、以下のようになります。

この記事のまとめ

  • 「X」「V」「ZS」の3種類のグレードがある
  • ガソリン車とハイブリッド車がある
  • 全モデル中でねらい目は「3代目モデル前期型」
  • ねらい目のグレードは「ハイブリッドX」
  • ハイブリッドXはコスパに優れているが売却価格は安い傾向
  • 安くて新しいヴォクシーなら不人気色やグレードを選ぶ

グレードごとのちがいやガソリン/ハイブリッドといった特徴をしっかりと理解したうえで中古ヴォクシーを探せば、自然と自分に合っているかが見えてくるでしょう。

また中古車につきものの故障も手厚い保証がついた良質な中古車を選ぶことで、安心して家族や友人を乗せられます。

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